男性看護師の悩みと転職事情~結婚・収入と将来性のまとめ

男性看護師の転職

男性看護師の悩みと転職事情~結婚・収入と将来性のまとめ

男性看護師の年収(給与)と転職事情

常勤の男性看護師の平均年収(給与)は、調査によって異なりますが、486万円、女性が477万円で、わずかながら高くなっていますが、働き方の違いを考慮すると、女性の場合とほとんど差がないと言ってもよいでしょう。

結婚に関しては、男性看護師の結婚率は他職業に比べると高いです。

そして、驚くほど同じ職場の女性看護師と職場結婚するケースや学生時代からの恋愛で結婚するケースが多く、その率は実に8割以上です。医療関係者との結婚を含めると9割以上になります。

男性看護師の場合、女性看護師と比較すると必要とされている診療科に傾向があります。定番は、精神科、オペ室、透析室、脳外科、救急、ICUですが、泌尿器科や老人介護施設、リハビリなどでも多くの男性看護師の求人があります。

男性看護師が転職する理由の多くは、「人間関係」が最も多いというアンケート調査があります。転職の際は、男性看護師でも働きやすい環境が整っているのかをしっかりと調査することが大切です。

男性看護師の悩みと現状

看護師は依然看護婦と呼ばれており、男性は看護人から看護士と呼ばれていました。

2002年の法改正により、女性・男性ともに「看護師」という名称に統一されます。2008年、男性看護師は看護師全体の6%程度だったのですが、現在では看護師全体の10%近くが活躍しており、増加中です。

男性看護師は以前なら、男性看護師は精神神経科や手術室などに限定される傾向にありました。しかし、徐々に特別な存在でもなくなりつつあり、今では勤務をしている診療科も多岐にわたっています。

また男性看護師が看護部長や副院長などの役職に就いている病院も増加しています。その一方、現在でも男性看護師が勤務を限定される資格や診療科も多いです。

たとえば、助産師資格の取得は認められていませんし、婦人科などでは男性看護師は勤務が難しいでしょう。また在宅医療でも訪問入浴、ツアーナースなどでも制限が設けられることがあります。

しかし、今後、男性看護師の社会的認知度が上がっていく中で、徐々に改善される可能性はあるでしょう。

女性看護師が男性看護師と勤務するしていく中で、男性からの視点で患者さんの悩みや見識を得られる機会があり、多くのメリットがあります。もともと看護師を希望する男性は、優しく対応もソフトであることが多い傾向にあります。

しかし、女性が大半の職業で、男性ならではの悩みを共有する機会が少ないことも事実です。

したがって、病院によってはトイレ、更衣室が整っておらず、また給与が低かったり、キャリア、人間関係を築きにくい環境もあります。

そうした場合、病院外の研修、学会、職能集会など職場の垣根を超えることで、同じ男性看護師と出会えるチャンスが増えます。積極的に行動することで、自らの悩みや早退の不安を解消できるキャリアプランを持った男性看護師に出会えるかもしれません。

また男性だからこその視点で女性の特徴を知ることもでき、女性看護師から悩み相談を受ける頼りがいのある存在になる人もいます。

周りが女性であることもあり、男性看護師の多くは、女性看護師と結婚することが多いです。既婚者の割合も世間一般と比較すると高く、若くして結婚するケースが多いです。

いずれにせよ、将来的にますます男性看護師は、患者さんや家族に対してだけでなく、医療の現場で必要されていくことでしょう。

女性の中の男性看護師の悩みのまとめ

今後、高齢化社会はさらに深刻化していきます。そこで活躍するのは看護師ですが、今男性看護師の数が増えてきています。

それ自体は素晴らしい事ですが、やはりまだまだ看護師の世界は女性が多い世界。そこで男性看護師ならではの悩みについてまとめました。

・病院での人間関係

仕事がら女性看護師と仕事をする事が多い男性看護師。看護師仲間は女性がほとんどになります。男性医師は偉そうな人も多くて、仲良くなれないという事もあるのです。人間関係の部分でストレスを抱えがちな男性看護師が多くいます。

女性看護師とワイワイ話をする事も時には楽しくても、毎日になると気が滅入る人も少なくありません。次第に仕事に行く事が憂鬱になる事があるのです。

・女性の患者から嫌がられる

女性の患者さんからしたら、男性看護師にされる事が嫌な事もあるのです。ウンチの処理なども女性患者からしたら男性にしてもらう事は嫌に思うのです。

男性看護師からしたら仕事だから、という気持ちでも女性患者から面と向かって嫌がられるとやはり落ち込む事もあります。

・家族を養う不安

今の時代は女性も社会進出が進んでいますが、それでもなお一家の大黒柱は男性である、という考えは残っています。それゆえ、男性の経済力は重要視されます。

家族を養う必要がある男性看護師からしたら、このままこの仕事を続けていく事に不満を持つ人も多いのです。

給料面での悩みを抱えている男性看護師は少なくありません。看護師と言えばまだまだ女性が多くを占める世界です。それゆえ、男性看護師は肩身の狭い思いをして悩んでいる人も実は少なくないと言えます。

まだまだ少ない男性看護師

看護師は圧倒的に女性の方が多くて、たまに大きな病院になると時々みかけることがありますが、個人の医師が経営をする医院では、積極的に採用を行う所は少数のようです。

でも、看護師は女性ばかりの職場なので、もっと男性が増えた方が良いと思います。何故なら、女性は陰湿さや陰険な面があるので、特に病院では派閥が出来たりして業務がやりにくいことがあります。

そこへもし、男性看護師の割合が増えて行けば、そのようなことも減って行き、健全な職場になって行くのではないかと感じます。それに、患者さんとの関係でもそうですが、例えば男性の患者さんが入院していたとします。

セクハラまがいのことにもし合ったとしても、男性看護師がいれば担当を変わることも出来るし、抑止力に繋がります。このように、あらゆる人間関係のためにも今後男性看護師はぜひ増えて行って欲しいと思っています。

では、その少数派の男性看護師はどんな診療科に所属しているかと言うと、一番多いのは救急外来のようです。緊急に搬送されて来た患者さんを、瞬時にストレッチャーから病院のベッドへ移動させるには男性の方が力もあるからです。

そして、女性よりもイザと言う時に冷静な対応や判断も出来るので、救急での男性看護師のニーズは今後ますます広がって行くことと思われます。

その他では、精神科や整形外科や脳神経外科や透析になります。やはり、どちらかと言えば内科は女性看護師が向いているのか、男性は少ないようです。

男性看護師の悩み体験談(30代前半)

私は、30代男性で看護師をしています。私が看護の道に入った理由は、安定している職業、女性がいて楽しそう、などのくだらない理由で就職してしまいました。

私の同級生には、警察官や消防士、プログラマーなどの基本的に男臭い職場で働く友人が多く、たまに会えば「お前の職場は花があって羨ましい、飲み会なんて毎回コンパだろ」などと言われます。

しかし、実際は周りが羨むような事は少なく、男性看護師が看護師として働いて行くには、女性以上に精神的に疲労や苦痛も大きいです。

近年、男性看護師は増加していると言われていますが、実際の現場ではそのような実感はないです。

私の病棟も、男性看護師は私の他に1人だけです。あとの20人は、上司も部下も女性です。年齢も新人もいれば、退職近いベテランもいます。

今いる職場では、ある程度努力が評価されたのか、色々指導する事ができる立場になり、やり甲斐も感じるようになってきました。

しかし、今の立ち位置になるまでは、非常に辛い経験もしたと思います。

働き始めた当初、私に限らず多くの場合で、男性看護師はチヤホヤされると思います。もとより、女性が9割の職場ですので、良くも悪くも非常に目立ちます。

そのため、いい事で評価されるなら良いのですが、悪い事が続くと酷いものです。まさに、針の筵の状態になります。1度でもそのような状況になると、女性が多い職場ですから、陰口伝いに広まり、自分の居場所がなくなってしまいます。

相談するのも相手は女性ばかりで、疑心暗鬼におちいってしまいます。コミュニケーションがうまく取れず、自分の居場所が作れない状況が続くと、精神的にも鬱のような症状が出てきます。

学生時代、私の同期は男性が8人いました。しかし、卒業して1年で2人離職、翌年更に1人が職を離れ、卒後10年を超えた時には私を含めて2人しか現役の看護師はいません。

みんな、他の職についてます。中にはホストに転職した友人もいました。色々な生き方があると思いますので、人の職種に何か言うつもりはありませんが、学生時代に将来について色々語り合った仲間だけあり、ちょっと複雑な心境です。

7年目の男性看護師の転職体験談(20代後半)

現在七年目の正看護師です。ICUや急性期病棟での勤務を中心に経験を積んでいます。夜勤は月に2、3回こなしています。夜勤終わりのシャワーとビールは一度はまると止められません。

看護師は元々自主性が少なく親戚の勧めで目指した職業ですが、看護実習でつたない接し方であるにも関わらず、感謝の言葉を頂いた際のなんとも言えない高揚感がきっかけで、悪くないなと思い真剣に志した次第です。

転職回数は2回で、いずれも人間関係が原因です。覚悟していたとはいえ、やはり女性が多数の職場なので、肩身の狭い思いを何度も経験したことがあります。ただ、男手ということもあるので、重宝されることもあります。

目指す看護師像としては、やはり振れ幅のある器の大きい職業人になりたいです。ストレスフルな仕事であるため自身の精神を一定に保つことは難しいです。

ただ、そこを上手くコントロールし、心身ともに疲弊しているであろう患者様に対し、時には厳しく、優しく、ユーモアのある関わりを持って、健康になって頂くお手伝いができることが目標です。

転職にあたっては、やはり男という点を最大限に活かせることと、細かな心配りも出来るという、ややもすると相反する点を兼ね備えていることは大きな長所だと思います。

先ほどの振れ幅と少し重なりますが、面接の際は声に抑揚をつけ、メリハリのある話し方をすると、好印象だと思います。

最後に、言いたいこととしては、看護師は決して楽な仕事ではありません。厳しい、きついことの方が多いかもしれません。

ですが、実習で感じることができる高揚感を初心とし、それを目指し続けることで、他には無いやり甲斐や達成感を感じることができる職業だと思います。また、今後の高齢化社会を迎える状況においても、職には困らないことも魅力であると思います。

参考にして頂ければ幸いです。

3年目の男性看護師の転職体験談(20代前半)

看護師として三年目になります。施設は、新○○病院、救急で働き、二交代制でした。

看護師になった理由は母親が若いうちに乳がんになったのがきっかけです。母親には長生きして欲しくて、看護師になろうと思いました。私の家庭では母親と二人暮らしで、父親はいない為、金銭面に余裕があるわけでもありませんでした。

母親は病気になったことを責め続けました。その姿を見て、看護師になったら給料が良く、母親の助けになれるかもしれないと思い、看護師の道に進みました。

現在の転職回数は一回です。転職理由は、元々腎泌尿器がよかったのですが、一番忙しい救急で働くことになり、休む時間もなく常にピリピリ張りつめた状態での仕事でした。

家でも休まることはなく、とても神経質になっていて、物音一つも許せない程になっていました。母親から「人相が変わって、あんたらしくないね」と悲しそうに言われ、ここの職場では、母親を悲しませてしまうと思いやめました。

目指す看護師像は、ロボットの様に動くのではなく感情のある人間として働ける様になることです。職場では、毎日決まった動きをして、亡くなる人を目にすることは数多くあります。

感情を殺して、患者家族に接する自分が段々と慣れてくる為、ロボットの様になってしまいます。

それぞれの経験から得たものは、職場の雰囲気に飲まれ過ぎないことです。自分はどんな看護をしたいのかを考えることです。

後輩へのアドバイスです。
ロボットとしてではなく、あなたの良さを活かしながら職場では看護を努めてください。

10年目の男性看護師の転職体験談(30代前半)

私は、救急指定病院の救命センターで働いている30代の男性看護師です。看護学校を卒業し、看護師歴は今年で10年目になります。

現在は、救命センターに就いていますが、以前働いていた病院でも同じ内容の救急科という科に就いていました。

私がなぜ前の病院を辞め、現在の病院に転職したかというと、職場の人間関係でした。みなさん仕事に関しては熱心な方ばかりで、私も誇りをもって仕事をしていました。ただ、医療に対して、患者に対しての思いの価値観が他の方と余りにも違っていました。

最初の頃は、一緒に働いていればベクトルは同じ方向を向くだろう、と考えていましたが、私の意見と同僚や先輩の意見は合うことはなく、病院の方向性に疑問をもった私は、このまま何十年もこの病院で働くことは無理だと感じ転職することにしました。

転職には、マイナビ看護師とナースパワーを利用しました。マイナビ看護師については、メジャーなサイトで転職前から知っていて信頼できたので利用しました。

マイナビ看護師は、看護師向けの転職サイトとして、やはりメジャーなだけあって数が多く、たくさんの希望にこたえた病院をいくつか見つけることができました。

ナースパワーは、看護学校の先輩で私と同じように転職された方がいて、その方が検索しやすくて数も多いと勧められたため利用しました。

ナースパワーについては、数はマイナビ看護師ほどではないように感じましたが、見やすさや検索が簡単でした。

転職活動中は、もともと看護師として働いていて、別の病院への転職なので、やはり面接で前の病院を辞めた理由をよく聞かれました。

でも、明確な理由と自分の医療や看護師としての思いをそのまま伝えたら上手くいきました。

これから転職する方に言いたいのは、やはり、「とりあえずどこかに就職」では、私のように辞めることになるかもしれません。

自分にあった病院を見つけるのは難しいかもしれたせんが、しっかりとした自分の思いを持っていれば大丈夫ですし、面接等でもうまくいきます。

20年のキャリアを持つ男性看護師の転職体験談(40代前半)

キャリアとして20年目となりました。施設は、現在は個人病院に勤務しております。勤務体制は、家庭に事情も考慮しての勤務をしているのでパートタイムで1日に6時間位の勤務時間となっております。

ライフスタイルは、母子家庭で子供が幼稚園児で2名います。こうした状況ですので、自分の勤務も短時間で住まいも実家で親に助けて貰っております。

私が看護師を志した理由としては、幼少期より看護師になるものだと決めていたので、その志がそのまま進路に繋がっていました。

転職回数は、離婚をするまではフルタイムの勤務を継続しましたので、1度の経験をしたところです。
その時の転職理由は、離婚後子供の生活時間に合わせて自分が退勤する必要があったためが、一番の理由ですね。

私の目指す看護像としては、高いところを目指す事はしていません。自分が気持ち良く勤務出来る事が、患者さんにも還元できる事だと思っているからです。

自分のライフスタイルや環境に合わせながら、勤務していけるといいと思っています。どんな職業でも、人と比較する事なく自分が納得出来るのが一番だと、20年看護師をしていて思います。

転職経験から得たものとしては、自分を飾らずにありのままの自分を赤裸々にさらけ出す事で、きっと後から勤務しやすいと思います。

自分が自分らしく働く事が出来る所で勤務する事が、最善も道だと思いました。転職もまたいい経験になるとも、経験してみた分かりました。自分らしさが一番ですよ。

看護師の職場の違いに注意して転職(50代前半)

今までいくつかの医療機関でいろんな部署で働いたことがあります。まずこの看護師、准看護師、保健師、助産師さんについてはパートも含めて働く場所に困る事は無い時代です。

看護関係の仕事でなくても看護師や准看護師の名前を使えばかなりの病院や老人ホームなどで働くことができます。転職理由は、いろいろあります。やはり女性環境ですので生活面や相性があります。

病院であったら、外科と内科の雰囲気は違いますし、外来になるとまた雰囲気や考え方が異なります。大きな病院になるといろんな部署がありますので、どこに回されるかわかりません。特に若いといろんな部署に回されます。

休みの看護師さんがでると臨時で回されやすいです。できる出来ないは関係ありません。看護師の免許とはそういうものです。

小さな病院になると働く人は少ないですが、いろんな意味で逃げ場所は少なくなります。険悪なムードになった時にどうしようもありません。一緒に指導を受ける事も良くあります。

そういう事から学んだ事は、働く病院は良く調べてから就職した方が良いです。特に何も知らない病院へ行った時などは、いろんな意味で大変です。看護師同士のネットワークをうまく使って働いた方がいいと思います。

男性社会と異なり、嫌な人もいます。付き合ってみると良い人もいます。仕事にいろんな事を持ち込む人も多いです。なかなかそういう意味では大変な職場です。

仕事の場所では救急と手術病棟については気をつけた方が良いです。ただの興味だけで働くと困った事になる人もいます。看護技術だけでなく医学的な知識、体力や精神力が必要なので特に合う合わないという事になりやすいです。

ただしこの職場を経験していたらかなりの病棟で働く場合でも楽に働けます。これからはたらく方々に若い時は苦労していろいろ体験してよい看護師になってください。

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