【最新】看護師転職サイトランキングはこちらをクリック
※本ページにはプロモーションが含まれています。

大学病院の看護師から転職するには?口コミ体験談のまとめ

大学病院の看護師の転職(イラスト)

大学病院の看護師から転職するには?口コミ体験談のまとめ

多くの新卒の看護師が最初に就職する職場が総合病院や大学病院です。

そのため、初めての転職は大学病院から始まることが多くなります。

もちろん逆に大学病院に転職する看護師もいます。

武川さん
看護師のキャリアとして、新卒時に大学の附属病院に数年勤務して、他の病院・クリニックに転職するケースが非常に多いです。
あゆみ
私も新卒時に大学病院か総合病院かで悩みましたね。
武川さん
最先端の医療を提供する大学病院は教育制度や福利厚生制度が充実しており、重病・難病の患者さんが集まるため、いろいろな症例に触れる機会が多いです。看護師としての知識や経験の幅を広げるのにはよいです。
あゆみ
確かに勉強になりますね。
武川さん
ただ、分業・役割分担が細かかったり、研修医が注射や点滴をやってしまうケースも多く、手技が上達しにくいので、転職の時に困ったという看護師さんもいます。
あゆみ
そういう意味では、一長一短ですね。
転職活動する時は大学病院からの転職を経験した先輩の体験が役立ちそうです!

大学病院から転職した看護師

大学病院で看護師としてのキャリアをスタートさせ、その後様々な病院、施設で経験を積むことで、看護師として人間として成長していく過程です。

大学病院勤務からの中規模病院へ転職した看護師

(30代前半/女性)

既婚で一児の母です。現在は199床の病院で勤務しております。

病棟勤務であり、日勤と夜勤の二交代制の勤務となっています。診療科は、整形外科です。

以前は大学病院に勤務しており、かなりの大規模病院でした。

3次救急はもちろん、ドクターヘリなども所有する病院で、最先端医療、教育を行うような病院でした。

もともと看護師になったのは、弟が病弱であり、看病する母を見て看護に興味が出てきたことが理由です。

また、私が進路を考えているときにナースのお仕事と言うドラマに夢中になっていたことも、進路に大きな影響を与えたと思います。

転職は1度です。転職の理由となったのは、結婚が一番の理由でしたが、その他にも職場環境を変えたいと強く思っていたことも重なりました。

大学病院での勤務はハードそのもので、バタバタした業務に加えて、業務が終了した後には研修会や勉強会に出席しなくてはなりませんでした。

ワークライフバランスを掲げながらも、大学病院という医療と教育を行うということに疲弊していました。

そこで、中規模病院でゆっくりと穏やかな時間を過ごしたいと思い、現在の病院に転職しました。

私の目指す看護師像は、現在の病院の先輩であり、全てにおいて患者を1番に考える看護師です。

穏やかな時間の中での看護の実践だからこそ、本当に患者中心の看護ができるのだと思います。

転職して得た経験は、科の特殊性に合わせた看護はもちろんですが、広い視野で看護が見られるようになりました。

一つの方法にとらわれていた自分にも気付くことが出来ました。

面接時には、自分の考えを正直に伝えました。穏やかに看護がしたいということを1番に伝えました。

これから転職する人へのアドバイスとしては、恐れないことです。

看護師の場合、ある程度の基礎が自分の中にあればあとは応用となるため、恐れなくても大丈夫だということ。

しかし、忙しく、がっつりと働きたいのか、穏やかに働きたいのか、自分の行いたい看護と合わせて考えてそれに合った病院を見つけることが大切だと思います。

大学付属病院から地方都市の総合病院に転職した看護師

(首都圏の大学附属病院(7年勤務)→ 地方の総合病院)

私は看護学校を卒業後、首都圏にある大学付属病院に就職しました。

そこで7年勤務した後、実家へ戻るのを機に転職しました。

再就職したのは人口10万人の地方都市にある総合病院です。その転職後に私が体験したことを紹介します。

「都会の大学病院で働いていた人が来る」ということで、スタッフはどんな人が来るのか?興味津々だったみたいです。

都市部の大きな病院、優秀な人、切れ者、というイメージがあるようです。

若い女医さんにまで「どんな恐ろしいナース様が来るのやらと思ったら、普通の人だった」と言われました。

転職先の病院はその町で一番大きな公立の総合病院で、市民の信頼を集め、そこで働いているというと「すごいねえ」と言われるような病院です。

それでも都会の病院は違うというイメージがあるようです。
 
大学病院では点滴の針を刺すのは医師が行っていました。

その理由に、大学病院は研修機関の役割もあるため、研修医が多くいることがあります(研修医の練習のため研修医が行う)。

採血や筋肉注射や皮下注射は看護師が行っていたし、点滴の手技は学校で習っているので、点滴も行うことはできます。

ただ、就職してからは点滴を行う機会がありませんでした。転職先の病院では看護師が通常業務として行っていました。

私が「点滴は看護師はやっていなかった」というと、みんなすごく驚きます。

それでもスタッフからは7年の経験のあるベテランとして見られるので、点滴のコツなど誰も教えてくれません。

患者さんからはどう見ても新人には見られないので、最初のころは平静を装いつつ、ドキドキしながら点滴をしたものです。

看護師という全国共通の国家資格である同じ職業なのに、場所が変わればいろいろ変わるものだなと思いました。

大学病院からクリニック(夜勤なし)に転職した看護師

(地方の大学病院 → 県外のクリニック)

もともと地方の大学病院の病棟で正看護師として勤務していました。

2交代制の施設で、重症患者が多いのが特徴で、学会や勉強会も多く、なかなか暦通りの休みはいただけない環境でした。

夜勤手当はありましたが、年収は一般的な看護師の平均年収程度かと思います。医療職として患者の一番そばでサポートできたらと考えていたので、看護の道を志しました。

大学病院を選んだ理由は、新しい学びや根拠に基づいた看護を行いたいと思っていたからです。

研修や学習会が多く、知識や技術の習得に関しては強化することができました。労働環境はいまいちでしたがそこそこ充実した生活を送っていました。

転職のきっかけは結婚に伴う転勤でした。なくなく転職する形になり、転職サイトを使用し、県外のクリニック(夜勤なし)に転職しました。

初めての転職でしたが、思った以上に転職サイトの求人が充実していたのと、面接日程等の調整や勤務形態の相談も可能で、比較的スムーズに転職することが出来ました。

職場の形態や雰囲気はかわりましたが、どちらにしても充実した日々が送れていますし、やりがいもあります。

これといった具体的な看護師像はありませんが、学ぶ姿勢を忘れず常に根拠に基づいた看護を行うことを意識しています。

転職に際して、面接がありましたが聞かれることは基本的なことばかりで、看護観等を問われる場面はありませんでした。

病院によってはポリシーや大切にしている考えを聞かれるかもしれません。

技術に関しては、診療科特有の手技については素直にできないと伝えた方が印象もいいですし、入職してからフォローしてもらえるかなと思います。

大学病院を辞めて私立の総合病院に転職した看護師

(大学病院(5年勤務)→ ブランク期間 → 市立の総合病院)

私は勤務5年で大学病院での病棟をやめ、結婚し、妊娠しました。

夫から子供が幼稚園に入るまでは専業主婦でいて欲しいと言われ、私自身も幼い娘との時間を大切にしたかったので専業主婦になることを決めました。

娘が3歳になり、そろそろ再就職を…と思い、夫に相談しました。夫は家庭のこともあるのでパートで扶養内で勤務してほしいとのことでした。

いざ求職するとなると家庭もあるし、ブランクもあるし、だんだんと怖くなってきました。

ですので休職を始める前に、看護学校時代の教科書や新人時代のメモやまとめたノートを堀りだして勉強をしました。

私が休んでいた間も医療は発展しているだろうし、ブランクがあってミスをしたら…と考えると不安でした。

私はハローワークに通って求職していたのですが、それらの不安を担当の方に相談すると、「ブランクがあってもOK」や「指導が充実しています」と紹介されている病院をいくつか紹介してくれました。

クリニックにも興味ありましたが、総合病院のほうが指導が丁寧だと聞き、市立の総合病院の外来に勤務することにしました。

希望通りパートで扶養内で働けるよう調整してもらっています。

そしてとてもいいサービスもついていました。娘の幼稚園の送迎バスが市立病院で停まり、ママのお迎えが来るまで病院の託児所で面倒を見てくれるのです。

たまに午前保育の時があるので、このサービスにとても助かっています。

指導も手厚く、ブランクがありましたが今では一人立ちして働いています。

この市立病院に決めてよかったと思っています。

大学付属病院から一般病院に転職した看護師

(大学附属病院(3年)→ 一般病院)

私が看護師を目指した理由は2つあります。1つ目は母が看護師であり幼い頃から身近な職業であった為。

2つ目は就職難の年であり、資格のある職業に就きたいと思った為です。

高校では看護学校入学試験に必須な科目が学べるクラスを選びました。幸運な事に近所に看護学校入学に強い塾があり通う事も出来ました。

選んだ看護学校は大学病院系列の看護学校です。他の看護学校と比べ学費も安く就職もスムーズに出来き国家試験合格率が高い事でも有名でした。

看護学校の実習期間はほぼ寝れず大変でした。無事に国家試験も合格する事ができ、第1希望であった呼吸器内科外科、代謝内分泌科、総合診療科が一緒になった病棟に配属されました。

7対1看護でベッド数61床とやや大きな病棟で二交代でした。内科外科混合であった為、手術前後の看護や内科的治療の看護共に学ぶ事が出来ました。

また、入院の半数以上が老人であった為、採血の技術向上に繋がりました。

しかし大学病院特有の委員会、勉強会の回数は多くプライベートの時間をかなり費やしました。ただ残業する事もありました。

完全看護で介護士がいなかっこともあり、2時間おきの体位変換の負担は大きく腰痛になりました。

3年目の後半から転職を考え始め3年目の3月で退職しました。

転職先に選んだのは、介護士がいる一般病院でした。面接の際は大学病院で培った経験と技術をアピールしました。

またBLS、ICLS講習も経験済みだったのがプラスになったんだと思います。

給料は少し下がりましたが腰痛も改善され、プライベートな時間もかなり増えました。

そして何より今まで使えなかった有給が使える様になり、海外旅行に行く事が出来ました。

年齢層も大学病院より高めで働きやすい環境です。

ナース6年目が終わった今出産し子育てに追われています。

今後とも目指す看護師は、患者に寄り添い異常の早期発見に勤め、退院後を見据え看護することです。

これから転職を考えている方にアドバイスが出来るとすれば、気になる病院やクリニックは複数受けて雰囲気や理念を確認する事だと思います。

実際に行き質問すると良い面も悪い面も感じる事ができると思います。

給与の高い大学病院からの転職の悩み

(大学病院 → 民間病院)

民間病院、大学病院と経験し、どちらも夜勤があった為、夜勤手当のお陰で、一般のOLよりも高い年収でした。

大学病院では残業手当もしっかり支払われており、夜勤回数も月5回程度はあり、さらに賞与が良かった為、年収は民間病院と比べて高かったです。

他の大学病院に勤めていた友人からの話では残業手当が出ない事や、賞与も病院によりばらつきがあるようで、同じ大学病院と言えども年収の違いには驚きました。

とは言え、昇給や、夜勤手当は必ずある為、数年働いていれば、同年代の年収に比べると高給だと言えます。

大学病院は1箇所しか経験した事はないので、勤務内容や負担の違いははっきりとは分かりませんが、病棟の勤務はやはり20台から30台が主で、20台後半で退職しクリニック等に転職する方が多いです。

私自身も20台後半で退職しましたが、もう夜勤の伴う職場は体力的にきついかと思っています。

しかし、夜勤なし、日勤のみの職場で大学病院と同等の給与を貰える所はあまりないように思えます。

高給として募集が多いものは美容整形や訪問看護で、やはり特殊な仕事が多いです。

また保育園の問題もあり、大きな老人ホームや病院には保育所がついている所があり、クリニックのような小規模な職場には保育所はついておらず、金銭面で考えるとやはり病院で働くしかないのかと思ってしまいます。

大学病院で良い年収だった為に、生活水準を下げたくないという気持ちもあるので、高給からの転職の難しさを痛感しています。

転職未経験の看護師

(内科混合病棟・外科病棟 → 転職活動中)

看護学校卒業後、その系列の大学病院に勤務しはじめました。常勤での採用となりました。

大学病院では1年目は内科混合病棟。2年目は外科病棟にいました。

病院は二交代制。病棟もバタバタかつ勉強会や残業も多くらなかなか体力的にもタフでなければ続かないなと思っていました。

看護師になった理由は、就職や転職に国家資格が俄然有利だと感じていたためなりました。

特に憧れだったりはなく、その気持ちの方が大きく、看護学生・看護師としての道を歩いてきました。

転職はまだ未経験です。これかれ転職をと考えており、今転職を取り扱っている業者さん(看護師求人サイト)にご相談させて頂いている段階です。

転職の理由としては、プライベートと仕事のオンオフが付けづらく、体調を崩すようになったためです。

忙しい中で自分のスキルや技術を身につけなきゃいけないことや人手不足によって1人に対する負担が大きくなって来ており、なかなか環境が厳しいものがあるなと感じました。

そのため、もう少し自分のペースで働ける職場を見つけようと考えています。

転職先での理想の看護師像としては、患者さんひとりひとりと向き合う時間を大切にし、その人に寄り添った看護が行えたらと思います。

忙しさや業務に追われるとなかなかコミュニケーションを取るのが難しかったり、患者さん自身が見据えているものが見えずらかったりするため、それらを整えその人の人生がより良いものになるように整えられる看護師になりたいと思っています。

県立医大を辞めて私立の総合病院に転職した看護師

(大学病院(1年半勤務)→ 個人病院(外来))

新卒で県立医大に1年半務めました。皮膚科、眼科の混合病棟でした。勤務体制は3交代勤務でした。

実家から通っていたので、少し距離はありましたが、勤務日は家事などをする必要もなく過ごしました。

休みが平日なので、その時だけ家事担当でした。日曜日の休みは友達や彼氏と遊びに行ったり給料も良かったので特に意識しなくても自然とお金は貯まっていきました。

看護師を目指した理由は、自分が心配停止になり務めた大学病院で命を助けて頂いたのがきっかけです。

当時私の医療チームだった人にも務め出してから会うことができ、私を見て号泣されした。

もちろん、私は意識不明だったので顔も覚えていませんが。その他の理由はお給料がいいからです。

現在までの転職回数は1回です。大学病院は結婚して子供を産むために辞めました。

子供は義母がお昼だけならみてくれるとのことだったので出産から1年後に近くの個人病院の外来にパートで働きに行くことにしました。

人材バンクに登録しましたが、自分の思っている病院は紹介してもらえず、その会社と繋がりがある病院や施設ばかり紹介されました。なので結局、自分でハローワークに行き探してきました。

子供の病気などで急な休みが貰きやすいように入院施設のある病院にしました。

病棟の看護師もいるため、割りと人手が多くて、子供が熱を出したりしても必ず休ませて貰えます。

目指す看護師は、患者さんから慕われる看護師です。ちょっとしたことでも何でも相談してもらえるのは嬉しいことです。

そのためには、いろんな知識を身に付けこの人なら、話して大丈夫と思われる事が大切なので、日々勉強です。

これから転職を考えている人はまず、自分が何を一番優先するかがだと思います。

妥協できるところと出来ないところの線引きは大切です。自分にあった勤め先を見つけて下さい。

育休から復帰し大学病院、クリニックに転職した看護師

(育休 → 大学病院 → クリニック)

長い育休から復帰して転職活動し、大学病院に採用が決まりました。

新卒ではなかったので即戦力扱いとして都内の大学病院へ採用されましたが、面接の時に看護部長から受けた病棟の状況や病院の福利厚生内容の説明が実際と違いました。

勤務開始早々こんなはずじゃなかったと後悔する日々が続きました。

また、業務マニュアルや引き継ぎといった丁寧にフォローしてくださる方が誰なのかもわからないまま業務を任され、言わなくてもこのくらいわかるでしょといった雰囲気がありました。

わからない事があっても聞くに聞けない状況が何より辛かったです。

日々の業務はとても忙しく誰かに仕事を教えてもらえる時間が持てず自分の判断で業務を続けておりました。

このままでは取り返しの点かないミスにつながるのではないかという不安で頭が一杯になり早い段階ではありましたが退職しようか考えるようになりました。

どうせやめるなら早い方がいいと思い、あまりストレスを抱えていると家族に心配をかけてしまうので看護部長へ退職したい旨伝えました。

当然入ったばかりでしたし強く引き止められましたが、自分の代わり看護師が採用されるまでは勤務を続けることになりました。

退職したい旨を伝えてから退職に至るまでの間はとても気まずく非常に働きづらかったですがどうにか耐え、それから3ヶ月後に退職しました。

その後は転職する前に予め口コミを見たり、看護師転職サイト(転職エージェント)の担当の方に相談するなどし、今では家から近くのクリニックに勤務することになりました。

給与は低いですが業務フォローもありストレスなく勤務が続けられているので良かったです。

看護師9年目でクリニックへ転職した看護師

(大学病院の外科病棟 → クリニック)

私は、看護師10年目で30代前半です。

看護系大学を卒業後、大学病院の外科病棟で9年間勤務して、2交代の夜勤もやっていました。結婚を機に、夜勤のある病棟勤務は厳しく感じて転職を考えるようになりました。

看護師になった理由は、本当は薬剤師になりたかったのですが、薬学部に入るには学力が足りず、看護学科に進学したということです。年の離れた姉が薬剤師なので、同じ医療系で働きたいと思っていました。

転職回数は1回です。9年間働いた大学病院から、今勤務しているクリニックへの転職です。

転職理由は、結婚を機に夜勤のある仕事を辞めいということです。

外科病棟はかなり忙しく、日勤でも定時で就業することはほとんどなく、夜勤明けでも11時くらいまで働くことが多かったので、家事と両立できるか不安だったので。

無理な残業、休日の勉強会参加、夜勤明けでの委員会参加などで疲れてしまわず、プライベートと仕事をスマートに両立している看護師が理想です。

いつも忙しくしているからと言って、良い看護が出来るようにはならないと思うので、プライベートが充実している人ほど考え方が柔軟で、患者さんにも好かれる看護師になれると思っています。

大学病院から、町の外来クリニックに就職して、目から鱗が落ちることばかりでした。

大学病院では常識となっていることでも、クリニックでは堅すぎると言われることも多く、最初は何ていい加減な職場なんだ!とストレスを感じていました。

私は、就職活動する時に、新聞の折り込み広告やハローワークだけで仕事を探していたので、勤務に関する細かい条件を詰められなくて、困ったことがありました。

もっとネット情報を活用して、給与待遇や休みの条件を情報収集すれば良かったと後悔しています。

ただし、今勤務しているクリニックは自宅から近くて通いやすいのが取り柄です。

転職を考える時は、入念に情報収集したほうがいいと思います。

ネットや看護師専門の看護師求人サイトでお仕事探しをして、納得いく条件で働けるようにしたほうがいいと思います。

大学病院に転職した看護師

看護教育がしっかりしており、最新の医療を学べる大学病院での勤務はナースのキャリア形成に役立つでしょう。

総合病院から私立の大学病院に転職した看護師

(総合病院の内科病棟 → 私立の大学病院の小児科)

わたしは子どものころから看護師になることが夢で、看護学生時代から近所の病院で看護助手の仕事をしていました。

そのあと、正看護師となりそのまま助手をしていた病院で働きはじめました。

その病院名は内科と外科、リハビリテーション科がある総合病院で、近所ではまぁまぁ評判のいい病院でした。

わたしは内科病棟に配属になり、仕事は3交代制でそれほど忙しくなく、人間関係も悪くなく、お給料にも不満はありませんでした。

もし、このままこの病院で働き続ければ5年後には主任、10年後には師長になれるような感じでした。

ただ、少し不満だったのは看護師として成長できるのかということでした。

学生時代の友達は研修先の大学付属の大学病院で働いて、いろんな疾患の患者さんや最新技術の医療を学んでいるのにわたしはこのままでいいのだろうかと思うようになりました。

看護助手の頃からお世話になっているベテラン看護師さんに、ここにずっといるのはもったいない、もっと大きな病院で働いたほうが看護師として成長できるよということを言われ、その言葉の後押しもあって看護師1年目に転職を決めました。

わたしが次の転職先に選んだのは、県内の私立の大学病院です。

なぜこの大学病院を選んだかというと、看護教育がしっかりしていることと、最新の医療を学べるということです。

医療ドラマにでてくるような美しくて立派な建物に少し圧倒されましたが、ここで働けると思うととても楽しみでした。

働きたい科を聞かれて内科を希望したのですが、なぜか配属されたのは小児科でした。

わたしは11月からの中途採用だったので、わたしと同い年の看護師たちは半年間以上この小児科で働いていて、てきぱきと仕事をこなしていました。

わたし一人だけ取り残された感じで、とても焦りましたが、数ヶ月もするとその看護師たちはわたしを同期としてみなしてくれて、お互い励ましあいながら日々働いています。

わたしはこの大学病院に転職してよかったと思っています。

看護研究や学会への参加なども強制なので、病棟業務以外のことで休日もつぶれることが多いですが看護師として新しい知識や技術を学ぶことはとても意義のあることだと思います。

どの職種でもそうだと思いますが、看護師となったからには誇りをもって、切磋琢磨しながら日々精進していきたいと思います。

OLを経験し大学病院に転職した看護師

(病院 → OL(事務職) → 大学病院)

看護師は正直、体力勝負です。私の勤務している病院は月60時間は当たり前で超過勤務しています。

夜勤務明けの残業は辛く、とうとう身体を壊してしまいました。 現在32才、看護師をしています。今の病院に勤める前に2回くらい転職をしました。

一つ目は普通のOL、看護師をするのに疲れ果て、派遣ですがOLをやりたかったのですが、給料が安くて生活レベルは落ちてしまい、好きな物も買えなくなりました。

事務職は基本身体を動かさないので一年くらいでやめてしまいました。

やっぱり身体を動かした方が心身ともに良いと思い、老人介護職をしましたが、もともと看護師だった為、ずさんな職場に嫌気がさしてしまいました。

結構いい加減な職場だったので看護師として働いていた事のある性格上、許せなかったのです。

やっぱり私は看護師として働かないとダメなんだと思い今の病院で働いています。

以前働いていた病院は人間関係は良かったのですが、激務だったので慣れるまで目が回るほどの忙しさに耐えられず辞めたのですが、今の職場は大きな大学病院に勤めております。

やっぱり大学病院だけに看護師の人数は多くて、働きやすい環境でした。夜勤と日勤はちゃんと別れており、過剰な労働も無くキッチリ管理されてます。

働く環境もあるので身体を壊すまえに自分のキャパシティーにあった労働環境に変えた方が長く続けられると思います。

どうしても他の職業へ行くなら給料の、ギュップに耐えるしかないですね。

スキルアップや福利厚生が魅力的な大学病院の看護師への転職

大学病院は、総じて医療設備が充実しています。最先端の技術を採用している病院も、数多いです。

街のクリニックで診察を受けた患者は、たまに大学病院を紹介される事もあります。クリニックと違って、大学病院の方が設備も充実しているので、病気も問題なく治療できると見込まれるからです。

ところで大学病院では、多くの看護師の方々が活躍しています。もしも一般病院などで働いていて、スキルアップなどに関する悩みを抱えているなら、大学病院を検討してみるのも一法です。

クリニックの場合は、医療設備があまり充実していない事もあり、伸ばせるスキルが限られてしまう事もあります。

そこで働く看護師の方々としては、物足りなさを感じている事もあります。スキルアップには関心があるものの、伸ばせる技術レベルに限界があるからです。

ところが大学病院の場合は、総じて医療設備なども充実しています。最先端の医療技術に関われる機会が大変多いですから、街のクリニックで働くよりは、スキルアップできる事も多いです。

ですから看護スキルを伸ばしたいと望んでいるなら、大学病院などは転職先の候補になり得ます。

それだけではありません。大学病院には、福利厚生に関する特徴もあります。その大きな病院の場合は、全体的に福利厚生も充実しているので、将来に対する安心感も生じやすい傾向はあります。

ですから現在の福利厚生に不満がある看護師の方々は、よく大学病院への転職を検討しています。

大学病院ならではの使命(体験談)

大学病院で働いていた経験を元にお話させていただきます。大学病院は医療の一線のイメージがあるでしょうが、教育機関でもあります。

新人で入ってからの1年間はベテラン看護師が指導係としてつき、知識の確認、技術チェックがよくありました。新人の時はよく怒られて1番つらい時期でもありました。

患者さんのため、質の高い医療を提供するため、仕方ないことです。月1回の勉強会がありました。仕事が終わってから勤務していない人は全員、休みの人でさえ参加でした。

3年目になると、だいたいの仕事は覚えて叱られることも少なくなりましたが、1年間研究班に入ると時間外で話し合いをし、看護研究の実践・評価と論文作成そして院内発表までありました。

この1年間は本当につらかったです。プライベート時間が減りました。しかし、院内発表の経験をいただき良い経験だったとあとでは思います。

看護研究は毎年あり、交代でそのメンバーに参加でした。クリニックでは研究はないかと思います。あと看護学生の指導もありましたが、時間内業務なのでまだ良いです。

そして病院内での異動もありました。希望通りの人、そうでない人とそれは他の企業とも同じでしょう。

7年目くらいともなると、主任が不在の時に代行業務、医師の指示受けなどをまかされるようになりました。ややデスクワークが増えてきます。

それはまた、次期主任や師長の育成にもつながります。しかし、私はそういうタイプではなく、平で患者さんのケアをしている方が好きです。

大学病院は若い人、独身が多く 主任や師長をせずに長く働いている年輩の看護師さんはあまりいなかったです。だから、自分がこの先どうするかをとても考えさせられました。結局結婚を機に退職しました。

大学病院の給料はクリニックに比べて良いです。しかし、時間外勤務や研修もたくさんあります。

そして、スタッフ指導や自分自身の向上のために研修会もよくあり、最終的には主任・師長の道も考えなければなりません。リーダー的な方にはとてもむいていると思います。

病気も様々なので経験を積めることは間違いありません。あと最後に入院施設のない病院よりは、夜勤がある分長期休暇はとりやすいです。

クリニックや大きな病院とそれぞれ役割が違うように、看護師の求められることも異なるように思います。