准看護師と正看護師の違いは?准看護師の求人と仕事の悩みの体験談
ナースの間でも話題になることの多い准看護師と正看護師の違いとは?その違いを正看護師と比較することで分かりやすくまとめました。
正看護師と准看護師の違い
正看護師 | 准看護師 | |
総数(2016年) | 1,149,397人 | 323,111 人 |
免許 | 国家資格(厚生労働大臣が発行) | 都道府県知事が発行 |
取得 | 高校を卒業後、看護短期大学・看護専門学校、大学の看護学部(最低年齢20歳で取得可) | 准看護師養成所(2年)、高等学校衛生看護科(3年)(最低年齢17歳で取得可) |
就業場所 | 病院70.9%、診療所15.8%、介護施設等7.1% | 病院42.5%、診療所35.5%、介護施設19.6% |
平均年収 | 478万円 | 395万円 |
平均年齢 | 39.0歳 | 47.8歳 |
求人倍率 | 3.17倍 | 1.61倍 |
(※参考資料、最下部)

しかし、正看護師と比較すると待遇に差が出てきます。


准看護師はキャリアアップの視点からは、なかなか次の専門資格を取得しづらい状況にあります。
昇進も難しいですね。




平均年齢も圧倒的に准看護師の方が高いですね。
准看護師の数は年々減り続け、平均年齢も上がっています。



でもすぐに准看護師がなくなるわけではないんですよね?

しかし、日本看護協会は正看護師に比べると労働条件の悪い准看護師を廃止し、高度化する医療に対応するため、正看護師への転換を促進しています。


しかし、2018年4月以降、通信制は実務経験10年以上という条件が7年以上に緩和されます。

キャリアアップしたい准看護師は正看護師を目指しやすくなったわけですね。

准看護師は正看護師になるべき5つの理由
日本医師会がある限り、絶対に准看護師は無くなりません。
閉鎖になった准看護師の養成校はありますが、まだ准看護師の養成は続いています。
准看護師を募集する求人があるから、准看護師のままでいいと考えるのは、やめておきましょう。
それでは准看護師のまま働くデメリットを5つあげます。
1.昇級できない
正看護師じゃないと管理職になれないのは、法律で決められていることです。准看護師には管理業務を求められていません。
2.嫌がらせがある
ハラスメントと同じくらいの嫌がらせを受けます。「准看のくせに」「准看は知識がないから」など、正看護師から理由のない嫌がらせを受けます。
正看護師と同じ失敗をしても、悪いのは准看護師になります。それだけ知識がなく、技術がないと思われています。
3.同じ仕事をしても、正看護師に比べて准看護師の給料は低い
就職した時に正看護師の方が給料は高いですけど、業務は同じ量です。「正看護師の指示のもとに」などとうたわれていますが、実際それでは勤務が回りません。
ですから業務量と内容は同じでも、給料は正看護師の方が高いのです。
4.進路が限られる
認定看護師になりたい・大学院に行きたいなど、キャリアアップしたくても、正看護師であることが前提ですので受験資格すらありません。
ですから准看護師のキャリアアップは大変狭い範囲になります。
5.働く場所が限られる
人気の健診センターなどは、正看護師しか募集しません。准看護師を募集しているのは、高齢者施設や介護サービス業がほとんどです。
もし看護学校の教員になりたいと考えても、准看護師のままで離れません。
自分の仕事の選択肢を広げるために、准看護師から正看護師になりましょう。
正看護師にキャリアアップするための教育機関はあります。10年以上准看護師の経験があれば、通信教育で正看護師の受験資格を持てるようになりました。
准看護師と正看護師は、知識や技術の向上だけでなく、福利厚生が格段に違います。
准看護師から正看護師へキャリアアップすることで、嫌な思いをすることも少なくなります。
准看護師の時給についての悩み
とある老人保健施設で働いているパートの准看護師です。病院と違い、高度な医療を提供することなくゆったりした時間が比較的多い職場です。
正看護師も准看護師も仕事内容は同じです。
しかし、この会社では正看護師と准看護師の時給300円も差があるのです。
さらには、以前から働いている私の時給は上がらずに最近採用に出されていた募集の内容の時給が200円近く上がっていました。
200円はかなり大きく、職場に交渉をしましたが拒否されました。
正社員で入社し、結婚して子育てをするのにあたりパートに切り替え働かせてもらって融通を効かせてもらっていることもあり、しょうがなく納得しました。
でも、やっぱり後から入ってきた同じパートで仕事を教えながら働いていると「仕事を教えているのに私より時給は上なんだなぁ」と嫌な気持ちによくなります。
悔しさから、もう1度再交渉をしました。1度退職してもう1度採用し直してもらうなどいろいろ提案しましたが答えはやはりNOでした。
正社員から16年頑張ってきてこの扱いに悲しくなってます。今は子育て期にあるため、時間や日数の融通が効くだけがメリットであり、他はつまらなく感じてきました。
時給だけが全てではありませんが、働くことへの報酬に対してこのような扱いをする人達の本部の皆様に憤りを持ちます。
もう少しで、パートの契約期間が終わり再契約の時期です。
これを機に納得する働き方が出来るように転職かなと改めて思う出来事でした。
お金は全てでなく、働く充実感まで失わせてしまうやり方に私は納得いきません。
准看護師進学の悩み
現在、准看護師になり20年近くになります。この20年で結婚、出産を3回し、子育て期真っ最中です。
准看護師の免許をとって正看護師になる為進学をしましたが、訳があって退学してしまいました。
今の世の中、准看護師はほぼ絶滅に近い存在です。どこの就職サイトをみても介護施設ばかり、また就職していても同じ内容の仕事をしてもなかなか認められず低いお給料で働かなくてはいけない現実を目の当たりにしています。
あの時、退学した時のことを強く悔やんでます。
自身の子育てが落ち着いたらまた進学をしたいと以前から思っていましたが、進学できる学校に通う時間もお金もなかなかないし、さらには進学コースがここ数年でほぼなくなり、全日制の学校に切り替えているところが増えています。
私たちのような立場の人が通う通信制の進学コース出来ましたが、関東圏では東京にあるだけで、狭き門になっています。
さらに、追い打ちをかけるように、経験10年が7年に引き下げられ、入学者が殺到している状況です。
受け皿が少なく、入学することすら難しくなっているのが現実です。思いがあっても叶えることが困難な准看護師も多いと思います。
関東圏は特に准看護学校が多かった地域でもあるので、神奈川などにも通信制が出来るといいなと願ってます。
経験の少ない年数での進学も大いに役に立つことだし、准看護師をなくそうと努力された政策をされているのはよく分かりますが、それにあった受け皿も作って欲しいと思います。
いろいろな奨学金やハローワークの教育給付金などの活用をすれば、授業料の負担は少なくすみますがまだまだ大きな金額が動く進学の悩みでした。
新米准看護師
長年、医療事務として働いていて、医療事務では患者様との関わりに限界がある事に気付き、看護師の資格を取る決心をして、バツイチ子持ちで30代後半で、准看護師の学校に入り、昨年3月卒業しました。
卒業前に再婚し、4月に耳鼻科のクリニックへ就職しました。
慣れない仕事で、覚える事も、勉強する事も沢山ありいっぱいいっぱいで働いていて、実際に働いてみると看護師という責任ある仕事に重圧も感じてしまってました。
面接で「慣れるまでは8時~17時のパート」の条件で入ったのですが地元でも人気なクリニックという事もあり、ほかの方は20時まで働いていらっしゃり、その中を1人早く帰るにも目が気になってました。
実際「慣れるまで時間を短く働くなんて」と嫌味を言われた事もあります。
そんな中、5月に妊娠が発覚し、不慣れな日々と妊娠継続することに自信が持てず、辞めてしまいました。
出産し、生活が落ち着いたら仕事を復帰したいと思うのですが、卒業して長い期間働かず、知識もなく、技術もない私がやっていけるのか今から不安でなりません。
学校では、命を預かる仕事であることを厳しく教えられ、耳鼻科で吸入器の交換をするだけとか、子供が診察台を降りる介助をするだけでも怖くて躊躇してしまうほどでした。
こんな私が、復帰して子育てと両立するなんて考えるだけでゾッとします。
ですが、長年の夢で苦労して取得した資格ですし生かしたいという思いもあります。
自分に合う時間やペースで働場所を見つけたいのですが、田舎なので病院の数も多くはありません。
時期が来たらいい職場が見つけれたらな…と願っています。
准看護師から正看護師・助産師へ。妊婦になってホッとした話
准看護師から正看護師となり、念願だった助産師の資格を取って現在助産師として勤務している私ですが、こんなまさか自分がこんな経験をするとは!といった悩みに直面しました。
結婚してからも、助産師の仕事は続けていくつもりでした。
結婚後有難くも半年で妊娠がわかりました。
そこで、まさかこんな悩みに直面するとは・・・でした。
助産師になって、5年目で自身の妊娠を経験しましたが、妊婦さんがこんなに大変だとは。
頭ではわかっていましたが、実際に自分の体に新しい命が宿る事で妊婦さんがどれだけ体調の変化に苦しむのか?実体験として感じました。
勤務を続行していたので、休むわけにもいかぬままでしたが、つわりが酷くて勤務にならないのです。散々つわりの妊婦さんの対応をしていただけに、少々ショックというのか?悩みました。
ですが、回りはスペシャリスト。優しかったです。そして有難かった。
妊娠ということもあり、気持ちが不安定だったのでしょう。職場の先輩たちの配慮がとても身に染みて嬉しく、「有給で休みなさい」の師長の一声に涙でした。
そして、挙句の果てに師長は「うちのベッドでゆっくりしなさい」とつわりの影響でふらふらだった私の入院手続きまで。
そして、旦那に「奥さん今日から少しうちで預かります」心からホットしましたし、こんなに素晴らしい仲間に囲まれている事に感謝しました。
まさか、自分の妊娠を通して「こんなに働けなくなるほど、大変なんだ」と体験させてもらいました。振り返っても、悩みが感謝に変わった体験でした。
准看護師・正看護師を目指した理由が転職の武器に
(男性・20代後半)
今年の3月に国家試験合格し、准看護師から正看護師の資格を取りました。
2交代の療養型の病院に勤めていましたが、看取りが多いところでした。
私は子供が2人おり、実家の両親が夜勤の時や実習期間中は見ていてくれました。
私が看護師を目指すきっかけになったのは、2011年に祖母が亡くなったことでした。
震災時、関東に住んでいた私は、余震が多く、子どもたちのために3月の上旬から九州へ帰省していました。
下の子が熱を出していて、それが90歳代の祖母にうつり、そのまま入院してしまいました。
結局新学期のため自宅に戻る際、祖母はまだ入院しており、面会もできないまま別れました。
その後、肺炎は治ったのですが、7月に胆管癌が見つかりました。余命半年、との余命宣告を受けました。
8月に子どもを連れて帰省する予定にしていましたが、夏休みが始まる前に母から、どうも半年は持たないだろう、1か月も怪しいかもしれないと、連絡をもらい、夏休みが始まってすぐ帰省しました。
黄疸が出て、痩せて、祖母を見るだけで涙が出ました。その後状態は悪化し、一時帰宅を希望していましたが、病院側からリスクが大きすぎると止められました。
一時帰宅を予定していた祖母の誕生日に、看護師さんたちの配慮で病室でのお誕生会をすることができました。
もう食べることはできなかったけど、目を開けて、いつもの顔で笑っていました。
その6日後、看護師さんから母に「今日が山です。泊まられたほうがいいと思います」と言われました。
そしてその晩、急変し、帰らぬ人となりました。ですが、泊った母から家族、親戚に連絡が来て、祖母を大事に思っている家族、親戚みんなで見送ることができました。
私はこの体験で看護師はなんてすごい仕事だろうと思いました。
そして、実家へ戻ることになった時に、この経験を思い出しました。
市内に看護学校があり、正看護師資格を取るまで5年かかりましたが、無事、看護師資格を取ることができました。
准看護師資格を取って務めた病院は療養型の病院でした。
ここは、看取りを目的として家で看護ができない患者さんをお預かりする病院でした。
ですので、家族との距離が近く、患者さんが亡くなった時は、家族と一緒に泣いたものです。
積極的治療は求めず、その時が来たら安らかに苦しまないように看取ってほしいというのが、ご家族の願いです。
私は、祖母の経験から、家族に寄り添える看護師を目指したいと思っていました。
患者や家族とのコミュニケーションを大事にしています。
しかし、昨日は笑いあった患者さんが急変し家族へ連絡することが、苦しくなってきました。
比較的長い入院期間のため、家族のように接しようと思っていたことが逆に苦しくなってしまったのです。
正看護師を取った時に悩みましたが、転職することにしました。
転職の時に私は祖母の話と勤務していた病院の話をしました。
私は「自分の家族に受けさせたい看護を提供したい」と思って仕事をしています。
自分の経験から得た、自分のポリシーは、面接を受けたどの病院からも評価していただけました。
経験は貴重だと思います。そこから何を学んだのかを明確にすることができれば、転職の際の武器になると思います。
准看護師として転職した理由
(女性・20代後半)
准看護師として女性クリニックで働いています。もともと学生の頃から命の誕生という神秘的で働き甲斐のありそうな産科への就職を希望していました。
現在働いている女性クリニックへ勤める以前は、総合病院の産科で働いていました。転職した理由は数点ありますが、一番は人間関係でした。
大型の総合病院だった事もあり、スタッフ数も多く、ましてや男性はお医者様の中で1人だけであとは女性ばかりという状況でした。
もちろん女性ばかりという状況には慣れておりましたが、スタッフ数が多すぎた事により、週3日出勤の〇〇さんしか分からない事がある…等といった状況が生まれてしまいました。
先輩看護師・助産師さん達は長年勤めている方が多かった事から、この状況を改善していこうという気力が無く、相談を続けていましたが無駄と判断し、この病院からの転職を決めました。
転職の際利用したのはハローワークで、やはり産科で働いた時の感動を忘れられずに産婦人科や女性クリニックを探していました。
私が行った病院の面接では、働き方はもちろんの事、子どもは好きですかという内容の質問が多かったように思います。面接の際には、勇気を出して職場環境の事や待遇面など、こちらから確認したい事は臆さず質問する事が大切です。
これから転職する方へのアドバイスとしては、転職する前の情報収集をきちんとしておく事だと思います。
数点の病院の面接をさせて頂きましたが、とても好感の持てた面接があった病院も実は職場環境がとても悪いと有名な病院だったりと、後から知って悩んでしまう事が多かったです。
ネットの情報を鵜呑みにする必要はありませんが、最低限の情報収集は怠らない事が、満足のいく転職への近道だと思います。
准看護師の転職とキャリア
(女性・30代後半)
准看護師の免許を10年前に取りました。10年の間に結婚、妊娠出産を三回し、実際現場で働いたのは七年くらいです。
看護学生の頃から精神科の医療病棟で働き、その後はクリニックで二年間働きましたが、現在は働いていません。
免許を取ってずっとクリニックでいつかは働きたいと思ってたので、三人目の育児休暇が終って近所のクリニックに転職しました。
クリニックを辞めた理由は、下の子供が小さく病気がちで病気をしなくなってきたら、真ん中の子供が手術などして病院通いがあったため、クリニック側が知らない間に新しい人の面接をし、正社員を雇ったため、働けなくなりました。
ナース人材バンクは有名なサイトだったため利用しました。
ナース人材バンクでは、親身になって話を聞いてくださり、できるだけ希望に近い職場を探してくださり、良い職があれば連絡をしてきて下さります。
之から転職活動される方は、色んなサイトや職業安定所などでたくさんの求人を見て、たくさん面接を受けた方がいいと思います。
面接時、とても優しく親切で、こちらにとって都合の良いことを言って来てくださる所もありますが、実際働き出すと話が違う、給料が違うなど色々違うことが出てきたりします。
実際働いてみないと分からないことがありますが疑問に思うこと、確認しといたほうがいいことは納得するまで聞いて、自分の希望などは全て言った方がいいと思います。
それと子供が小さいうちは、熱を出したり、保育園、学校の行事でお休みを頂きたいとき嫌な顔をされたりして、休みが取りにくいことがある場合もあるので、クリニックなどの小さな病院よりは、職員の多い、大きな病院などをおすすめします。
准看護師の転職
(女性・20代後半)
私は東京都の町田市の一般病院で働いている常勤の准看護師です。
年収は400万ほどで、休みの日を使って旅行に行くのが趣味です。
前職で事務業務をしていたのですが、拘束時間が長く、労働量も多かったです。
そしてなにより会社自体の将来性に疑問を感じていました。将来的に自分が定年までここで働くというビジョンがどうしても見えたかなかったこともあり、安定して求人があり、仕事にやりがいも感じることが出来そうな看護の道を目指すことにしました。
転職回数は前職から准看護師への一回のみです。
理想の看護師像はやはり職場の先輩の様に自分のやるべきことをしっかりと理解して、自発的に動けるような看護師になることです。
職場の先輩は時々起こるイレギュラーな出来事にも落ち着いて対応して、周りに適切な指示を送ることもできていました。
私はその先輩に指導を受けていたので、憧れの思いは人一倍強くその先輩の良いところを真似して日々を過ごしています。
転職をしてよかったなと思えたことは、仕事にやりがいを感じることが出来た点です。
もちろん仕事なので良いことばかりではなく、辛かったり理不尽なことだって時にはあります。
しかしそんな中でも患者からもらえる感謝の言葉や、自分の中の仕事におけるハードルを越えられた時にはやはりやりがいを感じることが出来ます。
前の職場では決して得ることが出来なかったので、転職してよかったなあと強く思います。
また、面接の際にははっきりと自分の気持ちや考えを伝えることが採用のポイントになると思います。
看護師になるためにはまずは資格を取る必要があります。
その勉強はとても厳しく辛いものでした。しかし、その先にはやりがいに満ち溢れた仕事が待っています。
時には辛くて心が折れそうになることもあるかと思いますが、その先にはきっとやってよかった、頑張ってよかったと思える瞬間に出会えます。
また、転職を考えている方、一度周りの看護師の方やインターネットから情報を集めてみてください。
そして、自分の中で決意ができたら転職に向けて動いてください。気持ちや意思を固めることが転職の鍵だと思います。頑張ってください。
准看護師は看護師転職サイトを利用するとよい
(女性・20代後半)
奈良県、准看護師、病院、常勤、400万、こどもが3人います。
母親が看護師だったことと、父が病気で亡くなったのですが、そのときの看護師さんがすごくいい看護師さんだったので、こんな看護師になりたいと思って看護師を目指しました。
転職は2回です。
1度目は給料がやすい、夜勤を5回しても手取り20万にならなかったから。基本給が安い、退職者が多く業務が大変でした。
2度目は、残業時間が長い、給料はいいが定時には絶対帰れず、子どもとの時間がなかなかとれないので退職しました。
理想の看護師は、色々なことをしっかり判断し、動ける看護師になりたい、今後も色々な科を経験して知識、技術を身に付けたいと思います。
転職の面接では経験をしっかり話す、勤務時間もできないことはできないとしっかり言うことが大事です。
経験のある科で、どんなことをしていたのかをしっかりはなすことで、採用につながると思います。
経験したことないこともしっかり伝えること。履歴書は綺麗な字で、志望動機もきっちり書く。
このことをしっかりしておけば大丈夫だと思います。
それで看護師バイト、社員も不採用になったことはありません。
あと看護師転職サイトを通した方が、給料がよくなりやすいです。
面接前にしっかり説明、履歴書のチェックもしてくださります。
給料や希望の科の交渉も自分でやるよりは、看護師転職サイトの方にやってもらったほうがいいと思います。
自分で調べても出てこない求人もたくさん教えてもらえます。
条件も自分で調べるよりもいいのでおすすめです。
准看護師から正看護師へとステップアップして転職
(女性・30代後半)
私は准看護師から正看護師へとステップアップしました。
准看護師の頃は療養型の病棟に勤務し、正看護師になる時に、更に大きな病院でキャリアを積みたいと都内の2交代制の病院へ転職しました。
看護師になる前は航空業界で働いていましたが、しっかりと手に職をつけたいと考えた時に看護師が浮かびました。
高校で進路を考えた時は、3Kと言われる看護業務に魅力を感じませんでした。
しかし、実際に社会に出て様々な経験をした事と、自分の父親が癌になり無事回復していく様子を見て看護師という仕事に興味を持ちました。
正看の資格取得後に入職した病院では5年勤務しました。その後もう一度、計2回転職を経験しています。
1度目の転職は、准看護学校に通う頃から働き続けた病院からの転職です。
職場環境や先輩などの人間関係にも恵まれた場所でしたが、地域の病院にはいつでも戻れるので高度医療を提供するような病床数の多い病院でもっと沢山の事を学んだ方がいいと勧められました。
2度目の転職は5年半後。勤務先では内科系の病棟で10科ほどの混合病棟です。
毎日のサービス残業は当たり前。結婚しましたが、夫より先に出勤しても夫より後に帰宅する事もよくありました。
その後、離婚を経験。離婚後は辞めて実家のそばへ帰ろうとしましたが、辞めるまでに半年ほどかかりました。
働く診療科によって患者さんと接する時間や内容も違います。看護師は患者さんだけでなく、他の医療従事者との連携も必要です。
私は、自分のやるべき事を正しく理解し実行できる、患者さんには治療の援助だけでなく自分の抱える疾患と向き合い前向きに過ごしていけるような援助ができる看護師が自分の理想です。
期間を空けずに転職するには、現在の職場を辞めるタイミングとの兼ね合いが大事かと思います。
新しい職場に迷惑を掛けないようにするためにも、入社時期の相談になった時には注意が必要だと思います。
また、同じ診療科での転職は即戦力を期待され、経験年数や経験内容が良いと給料交渉しやすかったかなと感じました。
人手不足の病院は、なかなか辞めさせてくれません。
退職の希望を申し立てていた師長が、ある日突然自分より先に退職するような事もありました。
私の場合は、最終的に辞めるまでの環境が悪化するのを覚悟でいつまでには転職先を決めて退職するのでよろしくお願いします。と強引に辞める日をつたえました。
もし転職を考えるなら年度末や、かなり余裕をもって上司に伝えるのがお勧めです。

・『看護師と准看護師の違い』(公益社団法人日本看護協会)
・『看護職員の現状と推移』(厚生労働省)
・『看護師の求人倍率は3倍を超え増加傾向、保健師は1倍で横ばい推移』(保健指導リソースガイド)
これから看護師を目指したいと思っている者です。
正看と准看の違いを調べていてこちらのブログを見つけました。
最初に表があり、一目で見やすく違いが分かりやすかったです。
平均年齢は低いのかと思っていたら高くて驚きました。
准看護師でもよいかな〜と少し甘い考えがあったのですが、准看護師制度が廃止されるかもしれないということを知らなかったので、感謝です!
おかげで正看護師を目指して頑張ってみようと決意を固めることが出来そうです。