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看護師が退職できない時の退職交渉成功マニュアル~円満退職のための5つのポイント

看護師の退職交渉成功マニュアル

看護師が退職できない時の退職交渉成功マニュアル~円満退職のための5つのポイント

看護師を辞める時に必ず上司に報告しなければなりません。

退職交渉は転職する時に必ず通る道です。

円満退職できるように前もって準備しておきましょう。

退職交渉の手続きについて

武川さん
退職まで流れは以下のようになっています。
看護師の退職までの手続きの流れ
あゆみ
結構、やらなければならないことがありますね。
武川さん
まず①の事前準備ですが、看護師の退職は法律では14日前までに退職する意思を伝えればよいことになっています。しかし、実際の慣習では最低1ヶ月前には退職の意思を伝えておくことが大切です。
また病院、施設によっては独自の就業規則があり、例えば、退職の「3ヶ月前まで」に申し出ることなどがることがありますので、退職する前にか就業規則の確認は行っておきましょう。
あゆみ
就業規則はほとんど見たことないですがどこで見られるんでしょうか?
武川さん
就業規則は10人以上の職場では、作成義務があります。
本来はパソコンなどで誰にでも見れる状態にしておかなければならないのですが、実際は管理者の机の中に入っていたり、目につかない場所に保管している職場も多いです。
どこにあるか分からないときは、管理者、上司に聞くしかないでしょう。
あゆみ
その時に退職の意思をそれとなく伝えておいてもよいですね。
武川さん
はい、就業規則を確認出来たら②の退職の意思表示・上司面談ですが、TOPに注意して直属の上司(看護師長)に口頭で行うとよいでしょう。
職場によって異なりますが、看護師長、看護部長、事務長との面談があります。
あゆみ
相当、退職の意思が固くないと引き留めに合ってなかなか退職できないですね。
武川さん
その件に関しては、退職交渉マニュアルを参考にしてください。
あゆみ
分かりました!

退職交渉マニュアル~退職交渉を成功させる5つのポイント~

①辞めるという強い意思

まず必要不可欠なのが、辞めるという強い意思です。

退職交渉にあたっては、様々な引き留め、説得交渉があります。

「あなたに辞められると本当に大変なのよ」といった情に訴えるものから、「そんな考え方であ他の病院でやっていけると思っているの?」といったきつい言葉のものまで様々です。

また不満が給料にある場合「給料をアップさせるから」、夜勤に不満がある場合は「夜勤は免除するから」といった甘い言葉をかけらることもあるでしょう。

しかし、そんな様々な説得に対しては冷静に対応し、「十分考えたうえで決めたことですから」と押し切るようにしましょう。

②具体的な退職理由の準備

辞めるからには相手に納得してもらえるだけの理由が必要です。

結婚、出産、育児、引っ越し、親の介護、キャリアプランなど退職理由を具体帝に説明できるように整理しましょう。

③退職した看護師の意見

円満に退職するにはやはり退職経験を持つ先輩の意見や事例を知ることが大切です。

職場に転職してきた看護師がいれば、それとなしに聞いてみるとよいでしょう。

またこのサイト(ナースキャスト)には先輩の退職事例やアドバイスが掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。

④退職交渉の相手の分析

交渉相手にあるであろう看護部長、看護師長の人柄、性格、考え方など分析しましょう。

孫氏の兵法にも「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」とあります。

相手のニーズ、どんな言葉なら相手を納得させられるのかを考えることが大切です。

⑤誠意のある態度

退職交渉だけでなく、最後まで誠意ある態度を保つことが円満退職には必要です。

周囲の人たちはもちろん、引き留ようとする上司にも立場や状況があり、気持ちもあります。

辞めることでシフトの再検討など何らかの影響が出てくるでしょう。

退職するからあとは勝手にやっておいてという態度ではなく、退職するからこそしっかりと業務に打ち込むことが看護師としてまた人として大切なことなのです。

武川さん
退職について上司の面談の後は③退職日決定と引継ぎの計画です。
就業規則に従うか、就業規則がなくても引継ぎ、シフトの調整などがありますので、1ヶ月~3ヶ月くらいの余裕を持って退職日を決める必要があります。
あゆみ
なるほどです。
武川さん
④退職願は退職日が決定したらすぐに上司に手渡します。
退職願の書き方は → こちら
あゆみ
退職願提出は上司が余裕のあるタイミングがいいですよね。
武川さん
はい。
そして⑤後任者へ業務の引継ぎですが、退職しても他の人が全く同じ業務ができる状態にしておく必要があります。したがって、引継ぎノートにまとめるとよいでしょう。
あゆみ
あとあとの心配がないようにすることが大事なんですね。
武川さん
はい。
最後に⑥荷物整理・備品返却については、多い場合は1週間前から少しずつ整理し、前日から最終日にはロッカーや机が片付けられるようにしましょう。
あと返却が必要なものと受け取りが必要なものについて確認しておくとよいでしょう。

■返却が必要なもの

・健康保険証
・職員証(職員バッヂ)、名刺
・通勤定期券(現物支給の場合)、看護師寮の鍵
・ユニフォーム、事務用品
・その他鍵や資料等

■受け取るもの

・離職票
・雇用保険被保険者証
・源泉徴収票
・年金手帳(病院側預かりの場合)

あゆみ
これは要チェックですね!

看護師を辞める時に引き留められやすい5つの理由とは?

①看護師不足
一番多い理由です。
引き留められるときは、引き延ばしを提案されることが多いです。
中堅層・プリセプターの看護師だった場合も「新人教育が終わるまで」と引き延ばされる可能性があります。

②同時期に辞める人がいる
特に転職シーズンには辞める人が増えるので、引き止めに合う可能性が高くなります。

③常勤看護師が少ない職場
病院では必要な看護師数が決まっています。
したがって、辞められると困るので引き止めに合う可能性があります。

④国公立・大学病院で勤務する看護師が3月以外に辞めるケース
年度末以外の時期に辞めようとすると引き止めにある可能性が高いです。

⑤退職する理由が弱い
「給料が安いから」、「休みが少ないから」といった理由だけだと、良い条件、待遇を提示され引き止めに合う可能性があります。

看護師を辞める時に引き留められにくくなる5つの理由とは?

職場を退職するうえで一番苦労するかもしれない退職交渉。

引き留められにくい、辞めやすい理由がいくつかあります。

以下の5つの理由なら引き止められにくいです。

①家庭の事情(親の介護、実家の手伝い等)
②通勤が難しい遠方への引っ越し
③結婚
④出産、育児
⑤他分野への転職(今の職場にない分野)

体調不良など健康上の理由(軽い症状)の場合、「休職」を勧められるケースが多いようです。

いずれにせよ、必ずしもすんなりと辞められるとは限りませんのでご注意ください。

看護師の退職交渉体験談

看護師さんのリアルな退職交渉の体験談のまとめです。

退職交渉では下準備や再就職の下調べが大事

(Fさん・埼玉県/女性/30代後半)

・退職決意から退職までの期間:半年以上1年以内
・退職の相談をした人:職場の同僚、職場以外の看護師の友人・知人、看護師以外の友人・知人
・退職交渉をした人:看護部長、看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

小児科病棟で五年勤務後退職、消化器外科病棟で五年勤務後退職、現在主婦をしています。

最初の退職は結婚や転勤などどうしようもない理由ではなく、ただ辞めたい、環境を変えたいという理由だったので引きとめられました。

ずっと小児科だったのでこのままでいいのか、成人を経験しないままでいいのかという不安がありました。

師長、部長と面談を繰り返しましたが応じず退職しました。師長3回、部長3回程度だったと思います。

交渉内容は、能力を褒められ皆に必要とされていると説得されました。

他の部署に移動も可能だとも言われました。心が揺らぎましたが、ずっと同じ職場ではなく他も経験したいという気持ちがあり退職することになりました。

二度目の退職は夫の転勤に帯同するための退職であったためひき止められることはありませんでした。

退職交渉する人は、下準備や再就職の下調べをしっかりしてからのほうがいいと思います。

しかしパワハラやセクハラが理由の場合は除きます。

パワハラ、セクハラが理由の場合はすぐに行動するべきだと思います。

パワハラきっかけに鬱になる人もいたので。

なかなか辞めさせてもらえなかったが、妊娠を機に退職

(Rさん・福岡県/女性/20代前半)

・退職決意から退職までの期間:1年以上~3年以内
・退職の相談をした人: 院長、看護部長、看護主任、看護師以外の友人・知人、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:副院長、看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

25歳女性で福岡県の総合病院で看護師を3年ほどしていて、3ヶ月前に初めて退職しました。

勤め初めてからまともな研修や、指導もあまり受けられずに働いていたのでいろんな仕事や対応に追われてかなり慌ただしい日を送っていました。

看護師といっても仕事はほぼ介護に近い状態で休みも少なく入社して1年で退職を考えましたがなかなか辞めさせてもらえず、辞めたいと言う雰囲気でもなく結婚が決まり、妊娠をキッカケに退職しました。

退職を決意してから半年後に上司に相談し、そこから主任との面談をしたりしていました。

5.6回ほど辞めたいと言って思い切って伝えたり、時間を作ってもらい相談したりしたのですが、うまくいい丸められたりはぐらかされたりが続きました。

辞めてどうするのかと聞かれたりしたのですが、今後の目標などがはっきり決まっていなかったので上手く答えられないのが悩みでした。

妊娠して体調が波があり出勤がまともにできなくなったのをキッカケに退職を引き受けてくれました。

退職交渉は一番生活環境の変化のタイミングがいいのは間違いないです。

なかなか辞めれない人は今後の人生などをしっかり伝えるといいかと思います。

時短勤務を希望して退職

(Fさん・熊本県/女性/30代後半)

・退職決意から退職までの期間:3年以上
・退職の相談をした人: 看護師長、職場の同僚、看護師以外の友人・知人、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

短期大学を卒業して今の職場に入職しました。

5年目で出産し、育児休暇後に復職しました。

家庭との両立が難しいため夜間免除、時短勤務を開始し、その後2人目を出産しました。

再度復帰した際も夜勤免除、時短勤務をしました。

時短勤務のためなかなか周りのスタッフに引け目があり、自分の仕事がなるべく残務がないような状態で引き渡すため時間で帰れないことが多くありました。

しかし、超勤は極力つけないでという上司の言葉があったため一日一時間残っていてもその時間は無給であり違和感を感じていました。

そのため、ほかの職場に転職しようと友人や求人情報などで相談してみましたが、ほかの職場も大差ないため諦めていました。

師長に相談はしましたがなかなか状態は改善されなかったため、退職を希望しました。

時短勤務はしていたのでパートに切り替えて週何回かにしたらどうかと提案があり、現在週4回勤務しています。

時間も、6時間と短く勤務しています。

パートに切り替えた際に場所移動となって、今いる部署はもともと定時で帰れる部署だったのでそこに移動になった際にそこで時短勤務が良かったと思いました。

その後三年パートをしていますが旦那が単身赴任となったため、今年度で退職することにしました。

過酷な職場環境下で体調不良のために退職

(Tさん・奈良県/男性/40代前半)

・退職決意から退職までの期間:半年以上1年以内
・退職の相談をした人: 看護主任、職場の同僚、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:看護部長、看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

京都の救急病院で消化器内科メインの腎臓内科、神経内科が混ざった病棟で2年間働いていました。

3交代制で病床の回転数が産科の次に早いとても忙しい病棟でした。

配属は1年目の私1人であったため、先輩看護師について教わる時間さえも無く急変や検査、手術出しと目まぐるしく毎日が過ぎていきました。

夜勤もギリギリの人数で回していたため先輩看護師が夜勤明けに交通事故を起こし軽傷で済んだのですが、程なくしてまた同じ看護師が交通事故を起こしました。

そのほかにも同期の看護師も準夜勤終わりに病院前でスクーター事故があったり、病棟の医師2人も1人は過労のため勤務中に吐いたり1人は階段から落ちて両足骨折と過酷な状況でした。

私も最初はそこの病棟でみんなの足でまといにならないよう必死だったこともありこれが普通だと思っていました。

しかし、1年目を過ぎて慣れてきた頃体調不良で急に夜勤を休みになった看護師の代わりを何回かしていたら自分も普段の生活で夜眠られなくなっていき、そのせいもあってか勤務中に嘔気、嘔吐をするようになってしまいました。

1年に1回配属希望の調査があったので心身の疲労と少し充電期間が欲しいと思い退職の旨を書きました。

その後看護師長、同僚にも話をし、看護部長と面談をしました。

看護部長と面談した時にはすでに内容も伝わっていたので残念だけどという感じで退職届けを受け取って頂きました。

最初に看護師長、主任に伝えた時はまだ1年過ぎた頃だったので、これからまだ覚えて楽しくなるからもう少し頑張ってみてはと言われましたが残りまだ10ヶ月ありその先のことは考えられませんでした。

師長とは2回、主任とは3回程とプライベートでもご飯を食べに行った際に続けていく方向へと話しがありましたが決意が固まっていたので主任からは最後お手紙を頂き、自分が上司でプリセプしていたのに、退職を選択するまで気づいてあげられなかったという言葉や評価してくれていたことを書いてもらい、少し名残惜しい感じがありました。

しかし2年間という短い期間ではありましたが自分なりにやったという思いもあったので充電期間をするため同僚や看護師長、主任もとても気持ちよく送ってくれました。

最初の入職時は特に仕事を覚えることに必死で、自分でもコントロールが上手くいかず無理をしてしまい私のように体調不良になったりすると、かえって周囲に迷惑をかけてしまうことになります。

自分の限界を知ることは難しいですが、職場に1人は異変や変化に気づいてくれる人がいると思います。私は大丈夫ですと甘えることが出来ませんでしたが、まわりの上司、同僚に早めに相談し悩みや負担の軽減に繋げていくことがいいと思います。

大なり小なり同じ看護師として働いているのですから話すことでアドバイスや思いを聞いてもらうだけでも楽になることがあるはずです。

強い決意で退職交渉に臨んでスムーズに退職

(Kさん・茨城県/女性/30代前半)

・退職決意から退職までの期間:1年以上~3年以内
・退職の相談をした人: 看護師以外の友人・知人、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:看護師長
・退職の引き止めの有無:なし

大学病院で三年働き、現在は二人の子供の子育て中です。

主人とは当時、遠距離で結婚するなら私が仕事を辞めなければなりませんでした。

師長に相談する前に職場で信頼している看護師の先輩に相談しました。

ICUへ移動の話が出ていて、移動したくないという希望は通らないと言われていたのでその頃から退職のことを考え始めました。

師長は最初、とても驚いていました。しっかり教育して育て、これから後輩の指導や職場のリーダーにも育ってほしいという願いがあったのだけれど、という内容のことを言われ、一瞬揺らぎました。

でも、今辞めなければ、時期を逃すと考え、退職の考えを改めて師長に伝えると了承してくれました。

だいたい2回の面談でそれぞれ二時間くらいでした。これから退職交渉する人は強い決意とそれなりの理由をもって、上司の気持ちを汲み取りつつ話し合うとスムーズにいくと思います。

ときには何度か話し合いを重ねることも大切になります。

辞めたいという強い意思を伝えて退職

(Nさん・香川県/女性/40代前半)

・退職決意から退職までの期間:半年以上1年以内
・退職の相談をした人: 看護師長、職場の同僚、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:看護部長
・退職の引き止めの有無:なし

私は総合病院で働いていた40代の看護師で、家族は主人と子供が二人います。

看護師として、そこでしか働いていないのでやめる時にかなり悩みました。

しかしやっぱり夜勤が多いことと、このままでは家族との時間が取れないことについてずっと悩み続けることになると思い、退職を決意しました。

退職をすると思ったら、すぐにでもやめたかったです。

しかしそんなに簡単にやめることはできないんですね。

辞めたいという気持ちは、誰かに伝えようと思いその時に働いていた看護師長に相談をしました。

しかしやっぱり引き止められてしまいました。

そこでは、結婚をして同じような境遇の看護師もたくさんいるからです。部署を変わることにより、できるかもしれないのでそれまで我慢をしようという風に引き止められたのです。

しかし私の決意は変わることなく、何度も辞めたい意思を伝えたのです。

その結果、看護部長にも強い気持ちを伝えることができました。

伝えてから、だいたい1年後にやめることができました。

強い意思があれば、その気持ちをしっかり伝えることがとても大事であると思っています。

夜勤で体調不良となり退職交渉

(Kさん・埼玉県/女性/30代前半)

・退職決意から退職までの期間:3年以上
・退職の相談をした人: 職場の同僚、看護師以外の友人・知人
・退職交渉をした人:上司
・退職の引き止めの有無:なし

埼玉県在住の30代の看護師です。

看護師歴は今年11年目になります。看護師1年目から小児科病棟へ勤務し、現在は小児科クリニックにて、勤務しております。

退職までの経緯としては、子育てをしている先輩方が多く夜勤ができない人が多い職場でした。

そのため、わたしや同期など若い世代が夜勤の回数が多くなり、夜勤専門という形になっておりました。

夜勤をしている分、お給料は高くなりましたが、不規則な生活で体調を崩し退職という流れになりました。

実際の交渉としては職場の主任に夜勤の回数が増え、体調不良となり退職を希望する旨を伝えました。

不正出血や貧血など実際主任も理解してくれていたので、承諾してくださいました。

そのあと、看護部長にもお伝えし、体調不良であれば仕方ないということで承諾を得ました。

退職するちあたって、自分が抜けることで残るスタッフに迷惑をかけてしまうのではないから上司から嫌な顔をされるのではないかなど考えてしまいますが、まずは自分が無理せず働ける環境を探していただければと思います。

正直に話せば、上司や周りも理解してくれるはずです。

海外留学のため看護師を退職

(Sさん・兵庫県/女性/20代後半)

・退職決意から退職までの期間:1年以上~3年以内
・退職の相談をした人: 看護師長、副師長、看護主任、職場の同僚
・退職交渉をした人:副看護部長、看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

30代の看護師です。現在は育児休業中です。

はじめの病院をやめようと思ったきっかけは、プリセプターも終わり、リーダーや実習指導もするようになり、看護師としては一人立ちしたかなと思い、なにか新しいことに挑戦してみたいと思ったからです。

海外への憧れがあり、留学しようと決め、情報収集をはじめました。

ある程度、留学エージェントの目星がついた段階で、師長さんや、副師長さんに、海外留学のため退職をしたいと伝えました。

しかし、病棟に夜勤でリーダーができる人手が足らなかったこと、学生指導もしていたことなどから、下の子達が育つまでもう少しいてほしいと説得にあいました。

病棟と2回ほど、副看護部長さんと1回面談をして、退職については納得していただけましたが、あと半年なんとかならないかという感じで副看護部長さんからは話がありました。

留学するなら、お金がかかるから、夏のボーナスもらってからの方がいいのではないか?などと言われて、もともとは3月退職を希望していたのですが、結局、9月まで退職を延期することとなりました。

きちんと、次にやりたいことが決まっている場合は引き留めには合いますが、退職をしたいという思いは理解していただけました。

同時期に友人は疲れたという理由で退職をしたいと伝えましたが、そんな理由じゃだめと辞めさせてもらえなかったようです。

自分を成長させたい、この病院では経験できないことを学びたいという思いが強くあると、話が早いかなと思います。

激務だったため5年目で退職

(Kさん・北海道/女性/20代後半)

・退職決意から退職までの期間:半年以上1年以内
・退職の相談をした人:看護師長、職場の同僚
・退職交渉をした人:看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

現在は結婚、主人の転勤に伴い専業主婦をしています。

初めて就職した総合病院を5年目の時に退職しました。

専門学校が付属している総合病院であったため、3年目から時間外勤務で学生の記録指導を行うことになりました。

その他にも委員会活動は休日であっても出勤といった暗黙のルールがあり、そこに加えて新人指導などの業務が重なり、その他にも配属先が泌尿器科・腫瘍内科・神経内科と混合病棟であったため、急変も多く激務だったため退職を決意しました。

退職を口にすることは同期とよくありましたが、真剣に考えるようになったのは4年目の後半ごろであり、信頼している先輩1人にしか報告しませんでした。

退職3か月前に報告することが職場の規則だったので、5年目のうちに退職したい旨を前年度末である3月の転退職希望調査に退職希望と記載し、提出しました。

しかし。師長からは何も声をかけられず、4月後半に自分から退職のことですが、と声をかけると、「え?あれ本気だったの?」と言われました。

その一言で私の中では、もう少しでも早くやめようと固い決意になり、師長からは「仕事の負担が多かったからね。少し休む?」と3回ほど面談をし、とりあえず休職を勧められましたが断り、5年目の7月に退職しました。

軽い気持ちで退職する人はいませんが、病棟での立場や師長からの印象によっては本気に受け取ってもらえないことがあります。

書面だけでなく、自分の意思をきちんと伝えることが大事だと思います。

看護師3年目で退職を決意し1年半後に退職

(Mさん・東京都/女性/30代後半)

・退職決意から退職までの期間:1年以上~3年以内
・退職の相談をした人:職場の同僚、職場以外の看護師の友人・知人、看護師以外の友人・知人、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

兵庫県の市民病院で6年勤めた後、まちの診療所で外来看護師をしており、日勤のみ働いています。

入職して3年目頃に係や委員会の仕事を他の先輩方よりも多く掛け持ちをしている状況や休み希望をいち早く出し、その日しか休み希望を出していないのに、休む希望日が先輩方と重なってしまい、先輩方からその日は何故休みたいのかと追及されることもありました。

そして、夜勤勤務をすることで身体だけでなく精神的にも疲れていた状況がつらくなり、退職しようと思いました。

それから、初めて退職の意向を伝えた時は「あなたがいるから助かっているところがたくさんある。来年は後輩育成にも関わってほしいから、1年だけ頑張らない?」と言われました。

確かに後輩育成をしていないというのは、一人前の看護師になるためには必要かもしれないと思い、もう1年続けました。

4年目は後輩育成が楽しくなるとともに先輩方も退職したり異動になったりで、職場の雰囲気もガラリと変わりました。

まだもう1年頑張れるかと思い、勤めましたが、師長や看護部の考え方に色々と納得できないことがあり、やはりしんどい思いをしながら働く必要はないと感じ、退職の意向を師長に伝えました。

再度伝えた1回目は、退職の1年前にこの1年頑張ったら辞めるので、係や委員会も1年しかできないことを伝えました。

その半年後の面談にて本当に辞めるのか聞かれ、固い決意を伝えました。

その時には、本当に退職するとは師長も思っていなかったようで、驚いた表情をされました。

年内、最後の面談で再度本当に退職するのか確認され、退職日ぎりぎりまで「退職することを止めてもいいのよ。」と何度も言われ続けました。

これから退職交渉する方には、退職の意思を揺るがすことなく、真正面から伝えることが大切だと思います。

何度も交渉されることもあるので、そこで諦めないで下さい。

看護師の退職交渉についてのインタビュー

看護師さんが実際に体験した退職時の交渉についてのインタビューまとめです。

結婚で退職交渉、強い気持ちと明確理由が大切

(Xさん・岡山県/女性/30代前半)

・退職決意から退職までの期間:3ヶ月以上半年以内
・退職の相談をした人:職場の同僚、職場以外の看護師の友人・知人、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:看護部長、看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

Q1.簡単な自己紹介(現在の状況を含む)と(初めての)退職に至るまでの経緯を教えてください。
岡山県の総合病院で日勤のみのパート看護師として勤務しています。初めて退職したのは、看護師を始めて8年目となる時でした。

5年目の頃から日々の看護師としての業務の忙しさや、歳を重ねるごとに求められるスキルアップのための研修などに対してストレスを感じていました。

しかし、先輩などから明確な退職理由と強い意志がない限り退職はすぐに認められないと聞いていたので、毎年の退職希望のお知らせが来ても結局決断出来ず、ズルズルと数年を過ごしていたところ、結婚することになり、相手の転勤の可能性もあることから、それを理由として退職が認められ、退職することができました。

Q2.実際の退職交渉(回数・時間、上司との交渉内容など)の様子や考えたこと(悩んだこと)を教えてください。
はじめに師長へ結婚の報告をし、その後退職希望の旨を伝えました。師長はすぐに退職希望を認めてくれたため、看護部との面接はスムーズに進みました。その後看護部長との面接で改めて退職希望を伝えましたが、結婚相手の転勤がすぐというわけでなければ、しばらく残るという選択肢はないのか?

正社員からパート勤務への雇用形態の変更をして勤務時間を短くしながら様子をみてはどうかなどの提案がありました。

実際のところ、転勤は決定はしておらずその際に一瞬の迷いはありました。

何か別の選択肢を提示されると迷ってしまうという性格のため。

しかし、先輩からの強い意志を持つ!とのアドバイスがあったので、丁重にお断りし退職が認められました。

Q3.これから退職交渉をする後輩にアドバイスをお願いいたします。
私の場合、結婚という明確な理由があったため、そこまで強く引き止められることもありませんでしたが、それでも強い気持ちと明確な理由を持っておかないと、結局ズルズルと退職が保留、結果的に残留という方向になると思います。看護の方向性が違うとか別の看護がしたいとか、少し休みたいなどの理由があったとしても、上司は部署の変更や勤務形態の変更、一旦休職して資格を取りに行って、現場から離れてみてはどうか?などカードをいくらでも用意しているように思いました。

次に働きたいと思っている職場をある程度決めておいたり、何を言われてもブレない!という強い気持ちで臨めば、退職も比較的スムーズに進めていけるのではないかと思います。

辞めにくい雰囲気の中、妊娠、出産のため退職

(Gさん・長野県/女性/20代前半)

・退職決意から退職までの期間:2ヶ月以上3ヶ月以内
・退職の相談をした人:看護部長、看護師長、看護主任、リーダー、職場の同僚、家族(親戚含む)
・退職交渉をした人:看護師長
・退職の引き止めの有無:あり

Q1.簡単な自己紹介(現在の状況を含む)と(初めての)退職に至るまでの経緯を教えてください。
看護師歴1年、ICU勤務しておりました。現在は妊娠、出産のため退職しております。相手とは遠距離恋愛をしていたため、職場を変えねばならず、産休を取ることが出来ず、退職しました。

本当は勤務を続けたかったが、つわりがひどく、また相手の家が田舎にあったためらお腹が大きくなるまでに車の免許をとる必要がありました。そこでまとまった休みが取れるのは、やはり辞めることを決意しました。

Q2.実際の退職交渉(回数・時間、上司との交渉内容など)の様子や考えたこと(悩んだこと)を教えてください。
勤務していた病院が、新しい看護師長さんになった時であったため、元看護師長さんの方が私のことをよく分かって下さっていたので、同じ休憩のタイミングだったため、その時に声かけしました。そのあと、新旧看護師長さんと面談、次に看護部長さんと面談を行い、退職願・退職届を渡す時と、合計2回の面談と書類関係の話し合いを行いました。

交渉内容は、いつまで働くか、どんな働き方をしたいかです。

つわりがひどかったこともあり、日勤のみ・お風呂登板なしを希望、産休までは働けない旨を伝えました。

やはり、忙しい病棟であること、産休の人も多くいたことから、辞めにくい雰囲気がありましたので、辞めたい意思を伝えるのが億劫になりました。

また、妊娠していることを出来るだけ皆に知られないようにして退職の日まで働きたかったこともあり、周りの人に誰にも相談できず苦しかったです。

Q3.これから退職交渉をする後輩にアドバイスをお願いいたします。
まず周りの人に自分の状況を伝えることが一番気持ちが楽になります。同業者であること、子育てをしてきた人たちもたくさんいるので、アドバイスを受けて働き方を考えることができました。

また、自分がどうしたいかを明確に伝えることが大切です。

やはり、初めて退職の旨を伝える日に、自分の意思がはっきりしていると、相手に与える印象も強くなるのではないかと思いました。

看護師長と折り合わず看護部長と退職交渉

(Yさん・東京都/男性/30代前半)

・退職決意から退職までの期間:2ヶ月以上3ヶ月以内
・退職の相談をした人:看護部長
・退職交渉をした人:看護部長
・退職の引き止めの有無:いいえ

Q1.簡単な自己紹介(現在の状況を含む)と(初めての)退職に至るまでの経緯を教えてください。
私は現在、療養型病院で勤めていますが、以前の職場であった二次救急指定病院の一般病棟の看護師として勤務しました。私が勤務した一年間、慢性的に人員不足が続いていた状況でした。日勤と夜勤の二交代制でしたが、有給などとる余裕もなく、「できる看護師が働け」といった看護師長の威圧的な態度と向き合いながらストレスフルな毎日を過ごしていました。

職員同士でどうということはなく、現場責任者である看護師長の半ばパワハラのような態度に、責任だけを押し付けられ自分自身が守られない職場にうんざりし、看護部長に相談を重ねて退職に至りました。

Q2.実際の退職交渉(回数・時間、上司との交渉内容など)の様子や考えたこと(悩んだこと)を教えてください。
看護部長とも退職について相談したのは二回だけです。
一回の相談も10分程度で、私の看護師長に対する不満を伝えても我慢してほしいの返答のみでした。話としては、代わりはいくらでもいるから、やめたいならやめろといった看護部長の話もあり、悩むこともなく辞めることを決意しました。

同僚に相談したかったですが、私が看護師長に対し不満を抱いていることが周りにばれるのも面倒だと思い、自分自身のなかで溜め込んでいました。そういう意味ではとても辛かったです。

Q3.これから退職交渉をする後輩にアドバイスをお願いいたします。
職場を辞めたり変えることは、とても勇気が必要なことだと思います。退職を考えていても、やっぱりもう少し頑張ろうと思うこともあると思います。

ですが、看護師はとくに、働く場所は多くあります。少しでも今の職場にストレスを感じるようでしたら、まずは一歩踏み出してみてください。

他の職場を経験することで以前の職場の良し悪しがわかります。

辞めたことを後悔することもあるかもしれません。それでも、より良い働きやすい職場を探すことで、きっと貴方自身に合う環境を見つけられると思います。
頑張ってください!

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