看護師転職サイトは複数登録がいい?看護師求人サイトのメリット・デメリットと裏事情
看護師転職サイトには、複数登録するのがよいでしょうか?
看護師転職サイトを運営する看護師紹介会社は、「簡単1分で無料登録」、「新着の非公開求人多数」、「残業0休日多数」、「年収600万円以上」など魅力的な条件の看護師求人を保有しています。
そして、多くの看護師求人の口コミサイトやランキングサイトでは、2~3社に登録することを勧めています。
このように看護師求人サイトに複数登録すると良いとされる理由としては、それぞれの看護師求人案件を比較検証できる点、サービスの比較ができる点が挙げられます。
単純に登録する看護師求人サイトが増えれば、それだけ紹介してもらえる求人案件や情報が増えます。
また同じ病院の求人でも条件・待遇が異なることもあるでしょう。
選択肢が増えることは転職を成功させるための条件のでも最も大事なことの一つです。
多くの選択肢の中から、理想に近い職場を選ぶことが転職を成功させるコツだからです。
また担当となるとの個人的な相性の良さなども転職を成功させるために重要なファクターになります。
担当の転職コンサルタント(キャリアアドバイザー)と相性が合う合わないは転職活動をスムーズに進めていくために大切なことです。
実は「看護師転職サイトを使わない方がいい」という口コミの多くは担当のコンサルタントとの相性がよくなかったことが大きな原因になっています。
担当につくコンサルタント(キャリアアドバイザー)は、求人紹介だけでなく応募書類の書き方や面接対策、日程調整、条件交渉などを手伝ってもらえるわけですから、非常に重要です。
看護師求人サイトに複数登録する中で、トラブルとまではいかなくてもどうしても担当のコンサルタントと相性が合わないという時は、メインの転職サイトを変更するという選択、もしくは担当を変えてもらうことも必要でしょう。
看護師転職サイトに複数登録した方が良い大きな理由をまとめると、以下の通りです。
②その求人条件・待遇を良くすること
③より相性の良いコンサルタントの転職サポートを受けられること
看護師転職サイトは使わない方がいい?メリットとデメリットのまとめ
そもそも看護師転職サイトを使わない方がいいという意見もあります。
その理由を挙げると以下の通りです。
・希望する病院(医療施設等)がほとんどない
・希望していない病院を紹介される
・キャリアアドバイザーからしつこく連絡がくる
・そもそもキャリアアドバイザーが病院のことを知らない
看護師転職サイトを使うことのデメリットとも言えます。
これらデメリットの解決策は、実は非常に簡単です。
希望する病院、医療施設がないのであれば、他の転職サイト(ハローワーク、ナースセンターを含める)を利用すればよいです。
残りの3つのデメリットを解決するには、希望していない病院を紹介されたり、キャリアアドバイザーに問題がある場合は、担当者を代えてもらうか、同じく他の転職サイトを利用すればよいでしょう。
やはり2~3社の看護師転職サイトを利用してみて、ベストな選択をする事をおすすめします。
逆に看護師転職サイトを利用するメリットとしては、以下の通りです。
・病院の内情を知ることができる
・希望する条件・待遇に合った病院が見つかる
・自分で転職先を探したり調べる時間を節約できる
・非公開求人を紹介してもらえることがある
コーディネート型の転職サイトからみれば、応募主である病院(施設)、求職者である看護師はお客様です。
なるべく自社を利用してもらって、よりよい転職をしてもらうことでWIN-WINの関係を築きたいと考えています。
求職者側(看護師側)に立った場合、なるべく労力をかけず転職してもらうため、希望条件に合った病院、施設を探し、応募書類の書き方、面接対策の他、面倒な交渉事も引き受けてもらえるのです。
一言でいうと精神的、肉体的にも転職活動が楽になることがメリットと言えます。
看護師転職サイトに登録、転職の成功談と失敗談のまとめ

看護師転職サイトを活用して転職に成功したナースと失敗したナースの違いは?利用者のインタビューと体験談のまとめです。
看護師転職支援サービスを利用【成功】
(20代前半・女性)
転職後はクリニックに就職しました。内科全般と眼科のクリニックでした。専門は消化器で胃カメラや大腸カメラの検査があったためその介助をしたり、健診をしたり、外来の介助などをしていました。
クリニックでは日勤のみで、日曜祝日休みでした。もともと予防医療に興味のあったわたしにはクリニックでの仕事がとてもよい学びになりました。
そのためには患者がどう病気と闘っているのか、病院ではどう治療を進めているのか、またその後のフォローをクリニックでは行ってくれるのかなどを学びたくて看護師になり、病院で働き始めました。
もっと地域の人達に元気を与えられるような看護師になり、いずれは保健師としても働きたいです。
転職のときには転職サイトに登録すればキャリアコンサルタント(医療ワーカー)がサポートしてくれるし、病院説明会で病院の事務の方と仲良くなればこちらの要望にできる限りそった勤務体制をとってもらえたりと色々な人が転職を手伝ってくれるので、上手く利用するとスムーズに転職できますよ。
看護師転職サイト、ナースセンターを利用【失敗】
(30代後半・女性)
父の介護に対して母にアドバイスしたり、少しずつ生活の場を広げるために一緒に付き添って外出する機会を増やしたり家族の力になれるよう勉強したりしていました。
しかし、その後母が急死して父の介護を私一人で担っていくこととなりました。東日本大震災も重なり、心労がピークに達し、不安神経症を発症してしまいました。2年近く休職し復帰したのですが、上司から病気について理解してもらえず、退職に追い込まれました。
一度目の転職では、ナースセンターと転職サイトに3社ほど登録して、近くのクリニックに転職しました。
しかし中規模病院でマニュアルに乗っ取って長年仕事していた私にとって考えられないことの連続でした。
感染対策はおざなりで、働き始めてから流行の風邪に連続でかかってしまったり、消毒薬を使い回したり、看護師としてどうしても納得のいかないことばかりでした。なにより、家族を連れて行きたくない、そんなクリニックで働くのが恥ずかしいばかりでした。
結局、そこのクリニックは1年で退職しました。
二度目の転職は派遣会社に登録し、そこで介護施設の看護師として働きました。入所者さんで手のかかる方もいましたが、施設側と派遣会社側の両方へ相談する出来る機会があり、守ってもらえている感じがあり楽しく仕事できました。
今は妊娠中なので、お仕事お休みしていますが、また働くなら派遣看護師から始めていきたいと考えています。
そして、面接の際には自分の目と耳で職場の環境や業務内容を確認し、積極的に質問しましょう。
看護師求人サイトを利用のメリット・デメリット
(30代前半・女性)
とらばーゆについては、携帯で求人情報が見れるのでどんな病院が募集しているか見ていました。
最終的に、とらばーゆで探した病院で働くことになったのですが、登録を取り消したいと連絡しても個人情報をなかなか消してくれませんでした。
現在も、たまに電話が掛かってきます。何度も登録を消してほしいとお願いしても消してくれないので、登録される方は注意してください。
信頼出来るところに登録するだけで十分です。
とらばーゆについては、とても良い病院と巡り会うことができたので、利用して良かったと思います。
ネットで病院を調べたら、正しい番号が分かったので良かったのですが、この時は少し焦りました。
焦らず自分に合った病院に巡り合えるように、看護師求人サイトやハローワーク、ナースセンターなど色々な機関を利用して情報収集をしてください。
そうすれば、必ず自分にとって良い職場が見つかると思います。
2回の転職で看護師求人サイトに登録、活用【成功】
(30代前半・女性)
デイサービスの前は、総合病院で透析看護師として、パートで働いており、その前は常勤でNICU看護師として働いていました。
臨床経験は6年で、2度の転職をし、現在デイサービスに入りました。
2度目は、下の子がまだ小さく授乳中であったため、託児所に預けていました。
休憩時間に、院内の託児所に授乳に通いながら勤務させていただきましたが、病院側の都合により託児所が閉鎖されたために、一旦退職しました。
色々携帯で探したり、知り合いから看護師転職サイトを紹介していただいて、条件に合うところを探してもらったりしました。
看護師求人サイトには、あまり詳しく載せていないところも多く、自分では問い合わせる勇気もありませんでしたから、代わりに色々調べてくださり、教えてもらえたのがとてもありがたかったです。
自分の環境、勤務時間、業務内容、経験などもしっかり考慮したうえで探せたと思います。
実際に面接に行ってから、ここは私の条件には合わない、とかは全くなく、面接するまえに合うか合わないかが聞けたので、無駄な面接まをすることもありませんでした。
今の職場も、1つ目の面接で内定をもらい働かせてもらえることになりました。
4社の看護師求人サイトに登録
(20代前半・女性)
残業代を出さない、上の先輩方が後輩たちをいじめるような風潮などです。
また実家が東北地方なので実家に帰りやすいように勤務地を変えたいという思いで転職しました。
マイナビ看護師は転職した友人のおすすめということで登録しました。
自分の希望を最大限考慮した上でいくつかの候補を出し、面接まで繋げて頂きました。
面接の内容などわかっている情報は詳しくメールが送られてきます。面接の際に一緒に来てくださることもあるようです(私は時間があわず全て一人で向かいました)。
また内定後もメールのやり取りをすることもあり、サポートを継続してくださりとても感謝しています。
マイナビ、ナースフルはあまりおすすめしません。
どちらも転職の理由を伝えた後、「そんなことはどこの職場でもありますよね」など、こちらの気持ちを無視しているような発言が多々聞かれ、信用できずお断りしました。
友人はともかく、コンサルタントの相性がよくなかったようです。
また初めて勤務した診療科以外の領域の病院ですとあまりいい顔をされませんでした。
「1年も働いていないのに…」と言われつつ、転職して元気に働いている友人も多く居ます。
自分の希望に沿った職場で働けることがとても幸せだと感じております。
また若いからこそ色々な病院でたくさんの経験をすることが出来ると思っております。
無理せず頑張ってください。
看護師求人サイトに複数登録してみた感想
(30代後半・女性)
はじめは総合病院にいたが、在宅にも興味があり、その前に療養型に行こうと思い、丸4年勤めた病院を辞め、療養型病院へ転職。療養型病院にいる時に、結婚。
当直夜勤もあり、妊活をしたかったので、3年半で転職し、個人クリニックへ。
リーマンショックで旦那の収入が減り、現在のクリニックへ転職し、現在の所で7年目に突入しました。
あとは、担当者との相性で決めていました。
もちろん、すべての条件をのむのは無理なことでした。それでも、私に合う所をいくつか持ってきてくれ、見学もいきました。
その時も、「もし、見学して嫌なら、また探しますから」と、気持ちいい言葉が聞かれたことが印象に残ってます。
やはり、転々とする人は、よっぽどの理由がない限り、印象は良くありません。
だからこそ、次で働く先で、最後と思って、転職会社と相談するのも大切だと思います。
もし、自分の条件に合わないのであれば、妥協して働くのも、結局は長続きしません。
自分のキャリアの為にも、よく考えて動いてくださいね!
私のおすすめする転職サイトは看護のお仕事
最初は他の支援金がもらえない看護師求人サイトを利用していて口コミや対応も良く満足していたのですが、転職してお金がもらえるならもらっとかなきゃ損だなと思って看護のお仕事に登録しました。(※看護のお仕事の転職支援金制度は2017年12月末日を持って終了しました)
看護のお仕事では2か月間転職先の病院で働けば転職後に支援金をもらうことができたので、他のサイトでは半年働かないともらえないところもあるみたいで2ヶ月で後にもらえるというのが魅力的でした。(※看護のお仕事の転職支援金制度は2017年12月末日を持って終了しました)看護師求人サイトに複数登録したメリット・デメリットと転職活動のエピソード
急性期病院の小児科病棟で4年勤務後現在は専業主婦です。変則2交代勤務でした。
転職の理由は、結婚のために遠距離に引っ越したからです。転職活動中です。
元々大学入学時から奨学金の関係で、就職した職場に就職しようと決めていました。
その奨学金の期限が5年間だったのでもし5年働き終えたら地元に戻ってもいいし、専門的なところで働いてもいいし、と様々な視点から考えていたので一応他の就職施設も見ておきたいな、知りたいなと思ったのがきっかけです。
看護師求人サイトで選んだのは、マイナビ看護師、ナースフル、看護roo!です。そのサイトを選んだ理由というよりはいろんな視点いろんな情報を集めたかったので複数利用しました。
看護師求人サイトに複数登録したメリットですが、利用中は多くの情報を知ることが出来たので、とても便利でした。
しかし、デメリットもあり、利用後もメールが届いたり退会が難しかったりとめんどくさい部分もありました。
転職活動の中で印象に残ったこともありました。
前述で元々就職先は決めていた、と話しましたが、就職試験の面接がトップバッターで、部屋に入るとなぜか真ん中の席が空いており、看護部長が所要で遅れていると説明がありました。
結局面接が終わるまで看護部長が現れることなく、部屋を出た廊下でまさかの看護部長とすれ違い(貴女、見学とか色々いっぱい来てくれてた人だよね。ご苦労さま。)と言葉を頂いたのは今でも忘れないです。
ここに絶対就職すると決めている病院がある人は病院見学とかフェアとか就職説明会とか何が何でもブースとかに足を運んだ方がいいとは思います。顔を覚えてもらうことも大事だとは思いますので。
看護師転職サイトを複数利用するメリット
私は看護師転職サイトを利用して、転職成功しています。
私の友人も看護師なのですが転職回数がとても多くて驚かされます。
看護師の転職サイトを利用して、いつもササっと楽に良い職場を見つけて転職を繰り返しているんです。
看護師の転職サイトはとても便利ですし、私も一度だけですがけっこうすぐに転職することができました。
でもその友人は何度も転職に成功しているんです。若い頃からの知り合いなのですが、その時の自分の理想にあった職場を選び転職をしています。すごいなと思いますね。
その友人から転職する時には、複数の看護師転職サイトを利用するとうまく転職することができると教えてもらいました。
以前私が利用したのは一つで、複数登録して利用するなんて考えられませんでしたが、友人はとても器用ですし、仕事もテキパキこなしてしまうような人なのでスムーズに転職できるんだと思います。
看護師転職サイトに複数登録することで、たくさんの医療機関の実績を知ることができたり条件の良い職場を探すことができることや、とても良いコンサルタントに出会うことができるよと言われました。確かにその通りですよね。
もし私が今後看護師転職サイトを利用することになったら、複数登録して頑張ってみようかなと思います。
情報が多くなる分忙しくなるとは思うのですが、転職するなら今よりもっと良い条件の職場にいきたいですよね。
そのためには自分も必死で頑張らないといけないなと思います。
3社の看護師求人サイトに登録した感想
大学病院の小児科病棟で5年間勤務しました。変則二交代制の勤務で不定休でした。
退職した理由は、時間外労働が多いのに残業代がほぼ支払われない事。
研修や課題等で休日も職場へ行ったり仕事関係の事で時間を使わなければならず、自分の時間がなかった事。
病棟師長がスタッフの事を考えずこの職場でこれからも働く意欲がなくなった事。
近々結婚したいという希望があったがこの職場では家事や育児の両立が難しいと思った事です。
1年程前に退職していますが、求職中に妊娠したため看護職での転職経験はありませんが、求職中に看護師転職サイトを利用しました。
3社の看護師転職サイトを利用しましたが、それらを選んだ理由は掲載されている職場の仕事内容や勤務場所を見て希望するものがあった事です。
マイナビ看護師は最初に希望を伝えて探してもらいましたが該当するものが募集しておらず、希望する内容のもの以外は求めていない事を伝えると連絡もなくなったため利用をやめました。
担当者にもよると思いますがしつこい電話などなかった所はよかったですが、求職の手助けにはあまりならなかったです。
看護rooは希望の職場への内容の確認等スムーズに行ってくれ、その場所以外にも似たような場所を探して連絡をくれました。
求めている職場に近いものを紹介してくれたのでよかったです。
ナース人材バンクは担当者とのやりとりや連絡が一番マメにありました。すぐにでも転職したい方には情報量も多いしマメなので良いと思います。
またナース人材バンクはメールで求人情報がマメに送られてくるので情報収集にも良いと思います。しかし、私としては少し連絡が面倒でした。
転職活動で感じた事は、転職サイトに載っている求人は問い合わせてみると現在は募集していない事もありました。
私のように希望する職場が少し特殊な内容だとほぼ見つからないと感じました。
大きな病院や特殊な内容でなけれは、看護師転職サイトでスムーズに見つかると思います。
これから転職を希望している場合は少しずつでも情報収集をしておくと良いと思います。
また、すぐに求人がなくなってしまう場合があるので、良い求人を見つけたら早く行動する事をおすすめします。
転職サイトでの情報収集は大切です
看護師12年目、既婚、子供が2人います。
結婚前は一般急性期混合病棟で二交代で常勤勤務。出産後は、精神科常勤、内科病棟常勤、循環器パートなど子供の成長に合わせて転職を3回しました。
看護oor!はランキングで上位であり口コミもよかった。登録後すぐ連絡があり、希望にあった場所を早く教えてくれて、面接時も同席してサポートはとても良かったです。
とらばーゆ看護は閲覧のみで、サポートは特になく自分で応募する形でした。
MC-ナースネットは、最近登録しました。
会社にて登録と、書類の記入、仕事内容などの説明をしてもらいました。
仕事ができる日にちを登録して自分で探したり、連絡をくれたりするので、単発で働きやすいと思いました。
転職中は条件に合う病院を転職サイトにお願いしている間も自分でいろいろ調べていました。
転職サイトの方には、履歴書の書き方や服装のアドバイスもしていただき、面接の日時や、子供を同席させて大丈夫かなどの調整もしてくれたのでとてもスムーズに面接を行えました。
面接後の合否も会社が確認し、こちらの意見も報告してくれるのでとても良かったです。
これから転職する方には、転職サイトに登録され相談が始まると思いますが、妥協せずに自分の条件や、意見をしっかり伝えて欲しいです。
何回か転職をしてきて、転職する時はいろいろ悩んだり不安になったりしてきたので、自分でも情報収集をたくさんして、自分に合った職場を選び働いて行けるように頑張って欲しいです。
複数の看護師転職サイトに登録して転職に成功
経験年数4年で夫の転職に伴い引越しをしたため転職サイトを利用し転職しました。
元々消化器内科病棟勤務し、転職後循環器内科に勤めています。
現在の病院を選んだ理由は、地域の急性期病院であり、大きな総合病院であった事が決め手で入職しました。
経験年数が短い分、自分に合った科や、やりたい看護像を掴みやすいと考え総合病院であることは、私の中で外せない条件でした。
転職サイトの担当者さんは、親身になって話を聞いてもらいましたが、田舎であり、紹介されるのは療養や精神科単科の病院が多くなかなか納得のいく転職先を見つけることができず苦渋していました。
そこで、複数の転職サイトに登録をしてみることに…すると、1つのサイトからではなかなか出てこなかった求人も複数登録することで選択肢の幅が広がりました。
ようやく自分の希望に沿った病院を見つけることができ、納得のいく転職ができたとおもいます。
しかし、複数登録の注意点としては、同じクライアントにアポを取る事があるので、私は一度トライした病院は、選択肢から消してもらうように担当者さんに伝えました。
また、転職後も何度も求人のお知らせがメールやショートメールで届く事がありました。
電話で転職した事を伝えても、またしばらくすると情報が送られてくる事があり不愉快に感じました。
とても親身になっていただいたのでその後の対応がとても残念に感じています。
転職自体は、私自身満足しているのでありがたく思っています。
看護師求人サイトには複数登録がおすすめ
私は現在急性期病院の脳神経外科病棟で看護師をしている臨床2年目の看護師です。現在の病院の勤務体制は2交代制です。
入院患者さんは脳梗塞の方が多いのですが、脳出血やくも膜下出血の方、未破裂動脈瘤の方などさまざまな脳血管疾患の方が入院されています。
また、腰椎ヘルニアや頚椎症の方もいるので若い方からお年寄りまでさまざまな年齢層の患者さんとかわっています。
現在転職先を探しており、転職サイトを利用しています。
私は回復期リハビリテーション病院で仕事をしたくて看護師になったのですが、奨学金の返済の関係で現在の病院で勤務しています。
ですがやはり急性期は向いていないと感じ、回復期の病棟で退院支援にかかわるために転職をしたいと考えています。
現在複数の転職サイトを利用しています。マイナビ看護師、ナースフル、看護roo!(カンゴルー)、ナース専科求人ナビです。
名前が有名なところを選びました。一つではなく複数利用しているのは、そのサイトでしか扱っていない情報もあるかなと感じたからです。
転職サイトを利用した感想は、自宅で簡単に転職のための情報を見ることができ、条件別に検索もできるので、自分の条件に合わせた病院を探しやすいと感じています。
ただ、登録しただけですぐに電話が来たのは少し驚きました。まずはいろいろ見てから、と思っていたのに突然電話が来たのでちょっと怖いな、と感じました。
現在転職に向けて活動を始めたばかりなので特にエピソードはないのですが、条件に合った病院を探すのはなかなか難しいな、と感じています。
これから転職をする方へのアドバイスとしては、できるだけ複数のサイトを利用することをおすすめします。一つのサイトだけでは情報がかたよったり、もっといい病院があるのを見逃してしまったりすることもあると思います。
利用特典もよく調べてみるといいと思います。
看護師求人サイトの裏事情と仕組み
看護師求人サイト(看護師紹介会社)は無料でハローワークやナースセンター以上のサービスを提供してくれます。
しかし、なぜ無料で利用できるのか?というと、資本主義の仕組みとして当たり前といえばそうなのですが、そこに『利益』が発生するからです。
その看護師求人サイトに利益が上がる仕組みは、『求人広告料』です。
その広告料には2種類あります。
一つは『成功報酬』、もう一つは『広告掲載料』です。

たとえば、病院から必要な人材を探してほしいと依頼を受けると、看護師求人サイトに掲載されます。
雇用する側がわざわざハローワーク、ナースバンク以外に看護師紹介会社に依頼するのは、応募選考にかかる時間と手間を省きつつ、必要とする人材を確保するためです。
そして、めでたくその看護師求人サイトに登録した看護師さんが入職し、一定期間勤務するとその看護師さんの年収の20%程度が『成功報酬』として支払われる仕組みです。
また広告掲載料は、看護師転職サイトの目立つ場所に広告掲載を希望する病院や施設の広告を優先的に掲載することで、得られる収入です。
これらの広告収入がキャリアコンサルタントの人件費や全国の看護師求人情報の収集、データ化、さらに看護師求人をPRするための広告費に使われます。
これが看護師転職サイトがハローワークやイーナースセンター(看護協会)以上の手厚いサービスを提供することができる大きな理由の一つとなっています。